『ドドソソララソ』キスシーン感想

ドドソソララソ(全16話)
도도솔솔라라솔
Do Do Sol Sol La La Sol
KBS 2020年
日本初放送:Netflix 2020年12月

IromegaR評価
ストーリー      
キスシーン       
ケミストリー     

演出:キム・ミンギョン
脚本:オ・ジヨン
出演:イ・ジェウク、Ara、キム・ジュホン、イェ・ジウォン

一文無しの箱入り娘ララが、田舎町のピアノ教室で人々の心を癒していく成長の記録
ここから先は超ネタバレのためご注意下さい

「ドドソソララソ」感想

キャスト

イ・ジェウク(ジュン役)
イ・ジェウクの初主演ということで、とっても楽しみにしていた作品。
これまで出し切った感もあるので、単独主演は少々不安もありましたが、初回から「まだこんな表情も持ってたのね」を連発。
上半身の披露から、歌にギター、DIY、料理に縄跳びと、なんでも器用にこなすジュンは、イ・ジェウクファンにはたまらない演出。

表情の豊かさはこれまでも感じていましたが、ナレーションも多い中、声の魅力にも気づかされました。
特にジュンの「라라야」は癖になる心地よさでしたね。

スーツからラフな服装から、さまざまなのバイト姿、少年のような青年のような趣まで、あらゆるイ・ジェウクが見られたはずなのに、まだまだ新たな可能性を感じてとれてしまう不思議な魅力。

主演オーラは十分だったので、今後もイ・ジェウク主演作に期待です。

Ara(ララ役)
これまではビジュアル的に苦手で、どちらかというとキャスティングにがっかりする女優さんでしたが、「賢い医師生活」のカメオ出演の雰囲気がこれまでと格段に違って見えたので、今回はいつもとは違う気持ちで視聴開始。

初回はちょっと違和感がありましたが、どんどん全開になるララ度。
強い女性のイメージが強かったのですが、こんなにキュートにも演じられる女優さんなんですね。
いつの間にか、まっすぐな瞳でキラキラ輝く、ふわふわヘアのララに見入っていた感じ。
心の声全開で、ジュンを愛するララ。
ミミと2匹の犬を飼いならしているようなジュンとの関係が微笑ましかったですね。

若かりし頃のマンボクおじいさん夫妻を、二人が演じているのもの素敵。
脚本家に「シンクロ度200%」といわせたAraとイ・ジェウクは、本当にハマり役だったと思う。

 キム・ジュホン(ウンソク役)
ほんと売れっ子で、話題作ではおなじみの俳優さんになってきましたね。
燃えつき症候群ながらララに癒され、余裕漂う俯瞰した大人の男性ウンソクは、ジェントルなキム・ジュホンにぴったり。

花嫁を連れ去られても微笑んでいられるのは、ウンソクくらいですよね。
イ・ジェウクだけでなく、キム・ジュホン、イ・スンジェと、低音ボイスで癒してくれる名優ぞろいの作品でした。

  • イェ・ジウォン(ハヨン母)
    出演が決まった時から楽しみだったいつも新たな顔を見せてくれるシーンスティラー。ノーメイクに近い体当たりなシングルマザー役も新鮮でした。
  • シン・ウンス(ハヨン)
    しっかり者で意外に出番が多く、イェ・ジウォンとのやり取りやスンギとのケミも抜群でしたね。
  • ユン・ジョンビン(スンギ)
    「偶然見つけたハル」の悪党軍団の中にいたんですね。イ・ジェウクとは再共演か。
  • イ・スンジェ(マンボクおじいさん
    低音ボイスがたまらない名優。年配らしい律儀さでジュンと独特のブロマンスを築いていました。
  • ソ・イソク(ジュン母)
    久々に悪女ソ・イソクを見れた感じ。父親役のチェ・グァンイルと半端ない迫力の名優相手でも引けを取らなかったイ・ジェウクでした。
  • オム・ヒョソプ(ララ父)
    「ショッピング王ルイ」に続いての出演。天真爛漫なララを育てたやさしい父親像がぴったり。
  • アン・ネサン(ムン室長)
    「ユ・ビョルナ!ムンシェフ」など、最近は悪役を率先しているので、今回も物語のカギを握る悪役かと思ったけど、意外に出番少なめでした。
  • ムン・ヒギョン(コン先生)
    ララの人生の師ともいえるピアノの先生。コン先生が包んでくれたように、ピアノにうつ伏すジュンにララがバッグハグするシーンが印象的。
  • チェ・グァンジェ(チュ室長)
    ジュンが見つかった後も、探偵ごっこで数々の名シーンを彩りました。前半でフェイドアウトしてもよさそうなのに脚本家の愛を感じるキャラ。
  • ソン・ミンジェ(ジェミン)
    こんな可愛い神童がいるんですね。ピアノシーンはもちろん肩の脱臼シーンも名演技でした。

演出×脚本

コロナ事情で放送開始を待たされたけれど、想像以上に素敵な作品でした。

脚本は「ショッピング王ルイ」のオ・ジヨン。
常に名を呼び求めあうルイとボクシル、そんな二人を温かく見守るジュンウォン、そしてあしながおじさんの設定は、ララとジュン、ウンソク、きらきら星様そのもの。
ララの「ジュ~ン♪」は、まさにルイの「ボクシル!」。
とにかく二人の可愛いケミがたまらなかったですね。
甘え上手で嫌味のないララは、「サム、マイウェイ」のエラや、「真心が届く」のジンシムを彷彿させたりと、その他にも過去の名作をいいとこ取りしたような、凝縮された脚本。

ピアノの名作といえばやはりアン・パンソク監督の「密会」ですが、年下くんとの連弾も、こんなに爽やかに描くこともできるんですね。
同じくイ・ナミョンとキム・ソヒョンが音楽に関わっているのも興味深い。

ララがピアノを通して癒していく姿は「チョコレート」のチャヨンのようでもあり、名子役のジェミンの存在とヒューマンサスペンスのタッチは「椿の花咲く頃」。
マンボクおじいさん夫妻のエピソードは「ただひとつの愛」のノエル夫妻のようでもあるし、微笑ましいハヨンとスンギの恋は「嫉妬の化身」のパルガンとチヨルを彷彿。
レコード、カセット、付箋、手書きの五線譜の手紙などのアナログ感は「ロマンスは別冊付録」。
イ・スンジェとソ・イスクの出演は「やさしくない女たち」、イェ・ジウォンとララの妹犬ミミは「30だけど17です」の愛犬トックことペンを思い出しました。

花嫁をさらう映画「卒業」の名シーンのコミカルぶりは、かなりツボ。

そんなギュッとつまった脚本を、見事にテンポよくまとめたのは、「最高の離婚」を共同演出したキム・ミンギョン。
ラブコメ初挑戦のAraと初主演のイ・ジェウクを輝かせられたのは、女性ならではの感性ゆえではないでしょうか。
ラブラインはちょっと綺麗な画を意識し過ぎた感もありましたが、一難去ってまた一難のジェットコースターのような脚本を、違和感なく丁寧にまとめていました。

運命の出会いをドラマチックに描くオ・ジヨンの世界。
短めにまとめられたエピローグもなかなか新鮮でしたが、謎解きのように明かされていくララとジュンの出会い。
何度も運命を感じる再会を繰り返すジュンと、そんなジュンがはじめから遠慮がいらない絶対的存在だったララ。
ララの成長記のようで、実はジュンの壮大な初恋物語でもありました。
髪を結ぶ姿やハグにドギマギしたり、運転ができなかったり、身長が伸びたりと、ジュンの不可解な言動。
ストーカー、不妊治療、ブロマンスと見返すほどに計算しつくされた脚本は、ホン姉妹の「ホテルデルーナ」のようでもありました。

ララの病室の名札に「偶然見つけたハル」で、イ・ジェウク演じるギョンが愛したウノの名があったりしたのも楽しかった。

欲をいえばハヨンとスンギの企画で、ジュンのためにドレスを着るララを見たかったかな。

「ドドソソララソ」キスシーンまとめ

イ・ジェウク  Ara
(ジュン×ララ)

 9話キス
ピアノで「愛の喜び」を披露したジュンへのご褒美デート。
ゴンドラ内で、自分の気持ちを抑えきれなくなったジュンがする告白キス。
ジュンの言動を待つララは、ご主人様に従順な小犬みたいですよね。
どんどん変化するイ・ジェウクの表情にも注目です。

 11話キス
映画のワンシーンのように結婚式場から花嫁姿のララを連れ去らったジュン。
ネタバレ後、お互いの思いを確かめ合いながら海でじゃれる中でのキス。
海がよく似合う二人。
海岸にピアノの持ち込みは大変だけど、フォーレの「ロマンス」を弾くシーンは合成だったのかしら。

 最終話キス
死んでしまったと思っていたジュンが、幽霊でないことを証明するキス。
やっと泣けたララの涙を拭く、ジュンのしぐさと表情が素敵すぎ。
ララの買った結婚指輪の行方など、もうちょっと先まで見たかったかな。

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Posted by fan