
子役出身でベテランのパク・ウンビンと、5urpriseマンネのイメージが強いカン・テオ。
年下男子のリーガルものと思いきや、パク・ウンビンが自閉スペクトラム症?
いずれにせよ、実力派のふたりの共演に胸が高鳴ったのですが…
新境地のパク・ウンビンと久々の好青年ぶりが眩いカン・テオのケミが抜群
「無垢なる証明」ジスが弁護士になれたならを見事に実現したムン・ジウォンの秀逸な脚本
キスシーン
光の演出が素敵なユ・インシク監督。
歯がぶつかったり、父に目撃されたりのヨンウのキスでしたが、シーズン化されたらば、気軽にポッポするヨンウも見てみたい。
10話
ジュノ宅前、果敢に挑む姿が愛くるしいヨンウのファーストキス。
「WWW」「君は私の春」のチョン・ジヒョン監督のような、センサーライトを生かしたロマンチックで泣けるほどに美しいシーン。
11話
ヨンウ父衝撃、ヨンウ宅前でジュノとのお別れキス。
- パク・ウンビンの澄んだ瞳を生かしたヨンウ
- 頭の中に海洋が広がるヨンウ
- 好青年ぶりが新鮮過ぎるカン・テオ
- 夢のような理想の上司カン・ギヨン
- グラミの恋愛術レクチャー
- 今回も見事なスパイス弁護士のチェ・テフン
- ハンバダVSテサン法律事務所
- 「キムサブ」ユ・インシク演出のリーガルロマンス
- 映画「無垢なる証明」ムン・ジウォン脚本
- 腹黒策士と春の日差しの恋の行方
キャスト
音大生チェ・ソンア、世子フィと、見事な昇華で魅了してきたパク・ウンビン。
「恋慕」の後、準備期間があまりないのは気になりましたが、自閉スペクトラム症役にも期待しかなかった。
自分を客観的に理解し、新しいことにも一生懸命チャレンジしていくヨンウを、本当に愛くるしく演じ上げ、裏切らない女優であることを完全証明。
大変な作品続きだったので、少し休んで欲しいなとも思うけど、もう次回作選びをしているよう。
いつも程よいスパイスで盛り立てる上司カン・ギヨン、最近売れっ子の母のようにお世話する同期ハ・ユンギョン、役でガラリと雰囲気が変わる友人チュ・ヒョニョン、たまにムカつくけれど可愛いくてたまらない娘と、常に真摯に向き合う父親チョン・ぺスら、ヨンウのサポート陣も見逃せない。
腹黒策士チュ・ジュンヒョクは、劇中では嫌なヤツですが、世の中大半はそう。
空気読めない抜け加減で、ジュノのルームメイトという設定も素敵過ぎ。
そしてヨンウを愛することを罪のように悩むジュノ役カン・テオ。
クセのある役が多かったせいか、フツーの好青年が新鮮で光りまくり。
一歩引きながらも、やさしく見守るジュノを、ここまで自然に演じるのは本当に難しかっただろうけど、機熟しての抜擢。
名バイプレイヤー達をなくしては、語れないヨンウですが、パク・ウンビン演じるヨンウだからこそ、周りも自然と動かされたような、和を感じるキャストたちのケミ。
演出・脚本
脚本は「無垢なる証明」のムン・ジウォンですが、ジスの延長にあるような悲願の存在、弁護士ウ・ヨンウ。
昔から上品で可憐なパク・ウンビンの瞳を見事に生かした演出、「浪漫ドクターキム・サブ」同様、引き込まれるようなリーガルロマンスに仕上げるユ・インシク監督もさすが。
ハッピーエンドのようで、各々のエピソードが不完全、「キムサブ」のような含みのあるラストに、シーズン化を期待してしまいますが、カン・テオの除隊を待ってでも、ヨンウとジュノとのその後が見たいですね。
OST
泣けるほどに美しいヨンウのファーストキスなど、ジュノとのロマンスシーンを盛り立てたのは、久々のOST参加スジ。
健気なヨンウの希望がいっぱい詰まったラブソング。
1988年リリース、テヨンやソン・シンギョンなども過去にカバーしている名曲を、ドラマの世界観に合わせヒロイン、パク・ウンビンが歌っています。