少年っぽいナム・ジュヒョクと大人っぽいシン・セギョンのケミには不安もあり
少年とオトコを行き来するナム・ジュヒョクとシン・セギョンの安定した演技
美し過ぎるコンミョン×クリスタルカップルも良きスパイス
キスシーン
どんどんオトコっぽく、キスのしかたも変化していくナム・ジュヒョクに注目
1話
神の従者であることを目覚めさせようとソアにする不意打ちキス。
桜満開のキレイなシーン。
9話
三流だと涙を流すソアに思わずしてしまうキス。
2人の想いがやっと形になったシーンですが、水国に帰るはずのハベクの今後の対応がとても気になりました。
13話
水国に帰ったはずのハベクと思いも寄らぬ再会。
バックハグでカムバックの理由を素直に告げるハベクをソアが受け入れるキス。
これまでのような戸惑いのないキスシーンです。
14話
乞神に拉致され、半神半人のフエのもとにいたソアを連れ帰っての不意打ち階段キス。
「インニョン王妃の男」ばり、監督好みのロングキスシーンであることが公式HPのメイキングをみるとよくわかります。
ナム・ジュヒョクの脱少年、濃厚キスです。
嫉妬に狂うハベクとのドライブ先で、ソアが父への想いを語る夕陽を見ながらのキスは、かなりの撮影時間を費やしたであろうシーンです。
夕陽とシルエット、甘美な歌声が美し過ぎる。
最終話
父に会いたいというソアに神力を授けるキス。
抵抗するソアに強引にするまたまた濃厚キスシーンです。
13話
神力が強すぎ人間とキスの演技もできないムラへのお手本キス。
口紅で染まるビリョムが可愛く、プレイボーイも本命には弱い典型的なシーン。
14話
すべてを知ったムラからの慰めのキス。
ビリョムの想いが叶う素敵なシーンです。
感想
漫画原作とのことでベタな展開と主演の2人のケミが不安であまり期待していなかったのですが、驚きのケミのよさとストーリー展開でした。
主演というだけで見たくなるナム・ジュヒョク。
これまで、水に関する役が多かったので「水の神」は適役。
スタッフは皆、彼に脱がせたいのでしょうか。
恥ずかしい台詞もクールに決め、コメディから低音でソアに迫るロマンスまでツンデレぶりを発揮。
時折見せたセンチメンタルな表情でこれまでの少年っぽさ残しつつも、どんどんオトコとしての魅力が増していく演出には驚くほどでした。
「匂いを見る少女」ではケミが微妙だったのはブリブリの演出のせいではないかと思わせるシン・セギョン。
童顔のナム・ジュヒョクとのケミがとても不安でしたが、予想以上の彼の魅力と相まってうまくまとまっていました。
泣くシーンもとっても多かったですが、号泣シーンもキレイな数少ない女優さんの一人だと思います。
主演の2人以外も適役揃い。
実は恋のキューピット水国の大司祭、イ・ギョンヨン。
ムラことf(x)クリスタル。
女優としてはチョン・スジョンとして活躍中ですが、抜群のスタイルとクールな顔立ちは水国の女神にぴったり。
ビリョムことコンミョンも天国のやんちゃ神にぴったり。
善人も悪人も、少年っぽさもオトナの男も演じられるのも魅力ですよね。
そして半神半人フエことイム・ジュファン。
最近は物語の鍵を握るサブキャラが多いですが、主演のオファーもあるだろうにあえて選んでいるのかと思うほど。
善人から悪人まで幅広い俳優さんですが、「おバカちゃん注意報」のような主演作も見たみたいですね。
「力の強い女ト・ボンスン」での体を張った演技が素晴らしかったキム・ウォネはタクシー運転手役で、チョン・ソミンはソアの患者役、ハベクの母ソ・ジョンヨンなど出番は少ないけれど、「おっ」と思うようなキャスト揃いでした。
俳優たちの力もあるでしょうが「インニョン王妃の男」のキム・ビョンスの演出力の高さもあるのかなとも思いました。
イ・ギョンヨンの出演は脚本家が「ミセン」と同じだからでしょうか。
運転免許証、水浴び、お腹が鳴る、お金などファンタジーだけれど、しっかり現実味のあるストーリー展開も魅力でした。