イッキ見完了
ビジュアルケミだけで検索しようとしたら、意外に美男美女探しに苦戦して驚いた3作目。
そういえば、韓流生活初めた頃も雰囲気イケメンが多いから、観たい作品を探すのに苦労していたことを思い出した。
というわけで、目鼻立ちくっきり間宮祥太郎似のワン・ホーディーつながりで、ヒットしたのが「理性的な人生」。
ヒロインのチン・ランの美貌と声の美しさに惹かれて視聴開始。
はじめは年齢のわりに老けてる女優さんだと思ったのですが、実年齢より若い30代役で、ワン・ホーディーとはひとまわりどころか、20歳も離れていることを知り、俄然視聴する気満々に。
だって、年齢のわりには美し過ぎるんですもの。
何となくオ・ナラに似てるのもいい。
「密会」ユ・アイン×キム・ヒエの年の差も話題となったけれど、中国のキャスティングも結構ぶっ飛んでいるのね。
若手のワン・ホーディーにとっては、大抜擢だったことでしょう。
簡単にいうと、愛情に満ち溢れた母息子が、堅物母娘の心を溶かしてしていく、というお話でしたが、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のような職場ハラスメント、上海ドリームや出産問題など、サイドストーリーもとてもキレイにまとめられていました。
とにかく、シェン・ルオシンを演じるチン・ランが美しい。
耳触りのよい声と品の良さで、ガルクラと乙女を行き来する姿に見とれるばかり。
きっとアフレコなのかもですが、こんなに心地よく視聴できるなら悪くない。
こんなに品のある可愛さを持つ女優さんも珍しいけれど、あんなに物腰柔らかくお断りできる中国人女性って、現実的にありなんですかね。
公私ともに邪魔入りまくりで忙し過ぎますが、チー・シャオが支えてあげたい、守ってあげたいと思うのも納得。
中堅どころの男性軍のビジュアル低下には辟易。
ゆえにふたりが、際立っていましたが。
ワン・ホーディーが演じるチー・シャオは、おじ様方も嫉妬するほどに、頭脳明晰、芸術性あふれ、人格的にも優れた年下男子でしたが、「密会」に出演したユ・アインよりも若いはずなので、先輩女優相手に本当にすごい子だと始終感心でした。
バイク乗って、芸術の才あるチー・シャオは、芸大モデル時代の伊勢谷友介っぽくもあり。
さすがにキスシーンは緊張気味で、可愛さが際立っていましたが。
イ・ジョンソクのように自然と頬が紅潮するのも才ですよね。
年下男子を卒なくこなす俳優は多いけれど、キスシーンでは緊張を隠せない若手も多い。
設定的にキスも上手くなくてはいけないと思うんだけど、このたまらんギャップも年下男子の魅力ですよね。
名場面のひとつといえば、やはりチー・シャオの告白シーンですが、後押ししたと思われるシャオママとの母息子シーンも必見。
シャオママって本当に愛くるし過ぎる人で、ルオシンママをも説得できるすごいお方。
でも、隙を与えないようなルオシンママも、実はお茶目な部分もあったりして。
鬼かと思えば仏のようであったり、人との距離感の取り方がルオシンととってもよく似てる。
長い尺でこれでもかって言葉を被せてくる、チー・シャオ母息子の台詞には、毎回涙腺ゆるみまくりだったけれど、そっくりな2組の親子には、本当にほっこりさせられました。
ルオシンの親友ズーイェンの夫家族との和解シーンも印象的。
旦那様がどんどんイイ男に見えてくるから不思議。
スー・ヤンだけでなく、みんなを支えまくってるスージアこそ内助の功。
天体とジュエリーっていうのも、なかなかロマンチックな設定で、チー・シャオ愛でるルオシンの甘い声もツボでした。
今回も思っているより上品なつくりで、こんなに泣けると思ってなかったのですが、アフレコなのもあるのかな。
吹替否定派でしたが、顔面偏差値が高ければ、それもありなのかと思ってしまう。
今のところ中国ドラマ意外なことばかり。
【独占配信】Netflixで観る
主演のふたりが歌うOSTもノラ・ジョーンズっぽくて素敵。