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中国ドラマ2本目は、「夏花」シュ・ルオハンつながりで、視聴した「ゼロ婚~恋はプロポーズのあとで~」。
相手役のウェイ・ジャーミンもまたいい男で、これぞ私が想像していた中国ラブコメ。
最近の韓国ラブコメは、現実味を帯びて深みが増し、それはそれでよしと思っていたけれど、結構疲れていることに改めて気付いてしまった。
中途半端に韓国語がわかると、台詞回しの良し悪しが見えてしまい、穏やかでないこともあるけれど、中国語はまだよくわからないから、ビジュアルケミだけで単純に楽しめるのがイイ。
ユン・シューことシュ・ルオハン、やはり今回も「宮」の若かりし頃のユン・ウネを彷彿。
「宮」って、華麗なるデビューをした主演のふたりは、一時期一線を退いてしまい、曰くつきの作品だなと思ったこともあったけれど、チュ・ジフンは見事に復活。
いつの間にか深みが増して、信頼できる俳優となったけれど、いろいろあった中でやはり俳優業しかないと、かなり努力したのが窺える。
ユン・ウネは、ちょっとオーラが翳ってしまって残念だけど、あのままラブコメの女王として君臨していたら、コン・ヒョジンくらいの位置にはいれたと思う。
当時は、まだまだ女性にとってのキスは受け身で、相手の首に手をまわして、積極的にキスする女優さんってあまりいなかったから、先駆者的存在だったゆえに惜しい。
話はズレたけれど、「ゼロ婚」のシューも見事な天真爛漫ぶりで、「夏花」のランに抜擢されたのも納得。
韓国は、子役出身女優が活躍する時代になったけれど、シュ・ルオハンのような童顔のあどけなさと、艶めきを合わせ持つ若手っていない気が…
だからこそ、より新鮮に感じるのかな。
きっと、今回の劇中イラストや漫画も、本人が描いているのでしょうね。
そんなシュ・ルオハンとビジュアルケミも抜群なのが、天才教授ジャン・スー二エンことウェイ・ジャーミン。
一見、オリラジの藤森慎吾なんだけど、もっと上品で整った顔立ちで、真剣な面持ちもどこかチャーミング、たまにみせる変顔といったら。
草食系なのに、シューが飛び乗ったり、まとわりついても揺らがない、安定した包容力も。
そして、堅物ながら誠実さを感じさせる台詞の数々。
中国ドラマは心惹かれる台詞が多いけれど、翻訳がうまいのか、たまたまなのか。
ビジュアル視聴目的としては、サブカップルのラブラインは微妙なんだけど、主演ふたりのケミだけでとても好印象な作品になりました。
ひと昔前の韓国ラブコメのようなんだけど、思ったほど突っ込みどころもなく、テンポもよく綺麗にまとまっている感じ。
キレイといえば、中国ドラマってキスシーンって、おさまりもすごくよくないですか。
シチュエーションはもちろん、勢いがあるキスも多いけれど、粗くならず本当に上手く捉えられてるというか。
キスの変化で見るスー二エンの恋愛スキルの向上も楽しめました。
恋愛に関しても完璧主義者、素直に教えを乞うスーニエンを優しく諭す周囲の人々も素敵過ぎ。
主なキスシーン
- 7話
手に触れるだけでも罰金なのに、結婚式でのシューからの誓いのキスが咎められないはなぜ?
あんなに練習したのに?スーニエンにとってはただの儀式であり本当に恋愛に興味なし? - 17話
モン所長と電話中のシューの唇が気になり過ぎるスーニエンからファーストキス
他の男性と話している嫉妬も加速させるでしょうか? - 18話
スキルの低さを平謝りのスーニエンには映画館でもノートを盗み見してもシューからのお許しキス
朝の行ってきますキスは、スキルアップに一生懸命なスーニエンを感じます - 19話
ル・ーユーと通話中のシューへ俺様キャラキス - 20話
ファーストキスが気になるシューからの嫉妬キス - 21話
泊りがけの仕事も許す愛くるしい妻シューへのキス - 22話
外泊先でチューチューに魅せつけるような熱いキス
部屋を訪ねるチューチューをも理論的に諭すスーニエン
女性というよりシューが好きという絶対浮気しない安心感は天才変人ならでは - 最終話
桟橋でのラストキス