当サイトはプロモーションを含みます

『琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~』不死鳥のごとく羽ばたくチョン・イーが美し過ぎ(成毅×袁冰妍)

イッキ見完了
「瑠璃」感想・キャスト

もうすぐ WOWOW ではじまる2023年いちばん評価された中国時代劇「蓮花楼」が放送されるチョン・イーのブレイク作観たさに視聴開始。

初めてで不安だった50話以上の長編、面白かったけどやはり長かった…。

チョン・イルと名前も雰囲気も似ている禹司鳳(う・しほう)ことチョン・イー。

序盤の情人呪仮面は、せっかくの顔面がもったいなさ過ぎだったけど、ひたむきに璇璣を愛する姿が勇ましくも美しい。

離沢宮宮主、司鳳パパの羽ばたきは三文芝居っぽくてウケるんだけど、黄金の不死鳥のように輝く翼を広げる司鳳は、時折ちょっとやり過ぎ感あるヘアメイクも許せるくらいに殊更美しい。

チョン・イルも年を重ねるごとに魅力を放ってきたけれど、チョン・イーもデビューから9年目での大ブレイク。

チャン・ナラっぽい、褚璇璣(ちょ・せんき)ことユエン・ビンイエンも、ブリも許せるくらいのキュートさだけど、ふたりとも遅咲き派なんですね。

十世を共にしたいろんな姿が見られ、ファンにとってはオイシイ限り。

今世の初々しさから魅了されたのも、10年近いキャリアあってのことなんですね。

もちろん、このビジュアルケミなしではリタイアしたかもだけれど、司鳳との心のすれ違いが半端なく、璇璣には無垢のおぞましさを何度感じたことか…。

そんな璇璣以上に始終イライラだったのが、双子の姉、褚玲瓏(ちょ・れいろう)ことチャン・ユーシー。

ただのわがまま娘なのに、ふたりの男に愛される不思議。

あまりのよがりぶりに、チェ・ジョンウのような烏童(う・とう)ことホアン・ヨウミンの元に、行ってしまってもよいのでは、と思ってしまう場面も。

クァク・ドンヨンのような鍾敏言(しょう・びんげん)の一途な愛には好感が持てたけれど、司鳳に対する疑心暗鬼ぶりが、しょうもないバカップル。

璇璣に傷つけられても、皆に信じてもえなくても、確固たる美しさの司鳳を際立たせるには不可欠なのですが。

そして、始終もはや町田啓太にしか見えない昊辰(こう・しん)ことリウ・シュエイーの傲慢な偽善者ぶり。

璇璣の独占欲と思いきや、履き違えた三界の平和のためという博愛。

三界ものは、天界/仙界が実は悪というのがお約束なのか…

天帝もいるのに野放しにする緩さには、ちょっとびっくりなんですけど、なんか韓国にはない深さなんだよなあ。

イライラを中和させてくれたのは、璇璣と司鳳を支えるイケメン三人衆たち、亭奴(ていど)、柳意歓(りゅう・いかん)に、無支祁(ぶしき)。

紫狐(しこ)の一途な愛も美しいんだけれど、無支祁の不器用な愛もまたらん。

メインカップル並みに、もっと見守りたかったカップル。

もう一組の小銀花(しょうぎんか)、若玉(じゃくぎょく)は、玲瓏カップル並みのこじらせぶりで、最後まで共感できず。

玉児(ぎょくじ)も、意歓パパを困らせる問題児だったけれど、これだけのこじらせキャラあっての長編なんだよなあ。

そして、はじめはイラつくキャラだった天界の神獣、騰蛇神君(とうだしんくん)ことバイ・シュー。

一見やんちゃなようで、邪心のない従順さは璇璣の霊獣にぴったりで、いつのまにか彼のシーンが楽しみになるほどの魅了ぶり。

青龍神君とのブロマンスもまたよし。

前評判は微妙だったにも関わらず、原作者も満足の好演で魅せたチョン・イー。

「与君歌」では、璇璣姉チャン・ユーシーと再共演していますが、違和感あり過ぎて観られるのか。

画像は豆瓣电影より

琉璃美人煞 / Love and Redemption(2020)

error: Content is protected !!