ロウンの10年をイロメガる
「輝く星のターミナル」「その男の記憶法」のカメオでさえ微妙だったが、初主演「偶然見つけたハル」でとうとう演技の下手さが露呈したロウン。(世間の評価は高かったらしいが…)
完全にA4に喰われている感じで、実力が伴わないのにウォン・ジナ、パク・ウンビン、キム・ヒソンと先輩女優たちとの共演が決まるのが不思議でならなかったが、主演をこなしていく中でどんどん成長していく姿が楽し過ぎた演技ドル。
その甲斐あってか「この恋は不可抗力」では、これまでにない内面演技でホロリ、ドキドキさせられる始末。
2023年はSF9脱退を発表で、俳優に専念宣言し、不安から期待の星に一気に急上昇。
10月に「この恋は不可抗力」が終了したばかりですが、早くも「恋慕」に続くラブコメ時代劇「婚礼大捷」でチョ・イヒョンと共演。
KBS2の時代劇に連続抜擢もすごいが、久々の年下女優との共演も楽しみですね。
ロウンのキスシーンベスト
一体ロウンに何が起きたんだというくらいに、ロマンス、台詞、内面演技までもが一気にレベルアップ。
同じく今一つ物足りなかったチョ・ボアの上達も相まって、ケミが大爆発した作品。
先輩女優たちの共演で鍛えられた、イ・ミンホもびっくりのこれまでにない貫禄で攻める男らしさ。
パク・ソジュンもびっくりの長身を生かしたロマンス。
キム・ヨングァンもびっくりの愛くるしい大型犬ぶり。
野獣系ジュノもびっくりのSF9で鍛えられたお姫様抱っこやコアラハグ。
こんなに兼ね備えて入隊までにどれだけ成長するのか怖いくらい。
12話:執務室キス
15話:約束キス
最終話:わた菓子キス
チョ・ボアとのケミ
長身でもたれかかるようなハグと、大きく包み込む手と唇で吸い付くようなキスがロウンの真骨頂ですが、場合によっては顔の小さな女優さんとチグハグになりがち。
ホンジョのポッポからシンユのキスにつなげることで、顔ケミを見事にカバーしたシーンも多し。
2人きりになると豹変するシンユとホンジョのラブラブ、キス後に巻き起こるドタバタも絶妙でした。
子供とじゃれ合う素のロウンまで、魅力を見事に捉えたナム・ギフン監督の手腕が光る秀作。
ロウンのキスドラマ
ハル役
キム・ヘユンとのケミ
A4やキム・ヘユンのオーラに圧倒される感じで、こんな微妙な演技ドル久々かもと辟易した作品。
ダノとギョンのせつないロマンスのほうが気になる始末。
チェ・ヒョンスン役
ウォン・ジナとのケミ
スーツの似合う長身年下男子はぴったりだったが、ウォン・ジナが喰われてしまいそうな微妙な顔ケミが気になり過ぎた。
チョン・ジウン役
パク・ウンビンとのケミ
時代劇だし、実力派パク・ウンビンとの落差にがガッカリさせられるのではと不安だったが、意外に健闘。
チャン・シンユ役
チョ・ボアとのケミ
主演としては不安要素が残るふたりの共演だったが、機熟して演出に恵まれたことで、驚くほどにケミよし。
自信家と甘えん坊を行き来する独特の台詞回しから、涙や内面演技まで絶妙な表情を連発。
「偶然見つけたハル」イ・テリとの再共演も感慨深し。
不安から期待の俳優へと変わった瞬間。