ジュノの10年をイロメガる
物静かなイメージを投影した「ただ愛する仲」で、一気に魅了した2PMジュノ。
華やかさはないもののウェルドラマ出演が多く、大先輩との共演続きで培われた演技力がいよいよ開花。
2PMの中でも控えめな印象で、キュートな目元が気になる存在でしたが、キスはやはり野獣系。
遅咲きながらジュノの時代がスタートした感じで、今後も楽しみな演技ドル。
MBC歌謡大祭典2年連続一緒にMCをつとめたユナとのケミが期待される話題作「キング・ザ・ランド」が控えるジュノ。
カリスマ性ある御曹司役とのことで、また新たなジュノブームが巻き起こりそうな予感。
ジュノキスシーンベスト
トラウマを抱え憂いに満ちながらも、強く生きる姿が愛おし過ぎた初主演作。
中でも風邪をひいたムンスの部屋に、アイスクリームを届けるガンドゥの3段キスは、名シーンのひとつ(全21話では18話)。
12話:風邪キス
ウォン・ジナとのケミ
ジュノの腹筋を感じずにはいられないシーンですが、序盤のいたずらっぽい表情もたまらない。
夜這いのような滑稽さから、帰り際のとどめキスまで、足を患うガンドゥの恋しさと優しさがにじみ出るシーンで、やはり風邪をもらってしまうおまけつき。
何よりも効きそうな薬をガンドゥにもらったムンスもキュート。
心苦しくなるほどのテーマなのに、主演ふたりの初々しさがほっこりとした温かい余韻を残し、ジュノ主演で撮りたかったキム・ジンウォン監督の気持ちもよくわかるかも。
除隊後復帰作は時代劇というだけでも驚きなのに、まさかのイ・サン役。
ひとりの女官を射止めるためのせつないロマンス劇ながら、除隊後16㎏減量、撮影中もほぼ口にしない徹底した管理で魅せた崇高なオーラ。
(といっても入隊中食べ過ぎで16㎏増量し、顎ラインがなくなるほどだったとか)
始終サンのせつなくも美しいシーンが続く中、サンの想いがやっと叶う16話の寵愛キスは、思い入れもひとしお。
14話:奇襲キス
16話:床入りキス
イ・セヨンとのケミ
なんでもっと早く寵愛を受けないのだと突っ込みたくもなりますが、涙や入浴シーンなどジュノを存分に堪能できるシーンも多く、キスシーン以外も非常に美しいので許されてしまう。
イ・セヨンも時代劇になると劇的に映える天才子役出身の不思議な女優さん。
これほどまでに、手の綺麗なカップルってなかなかいないのでは、と思うほど手ケミも極上なふたり。
2022百想芸術大賞最優秀演技賞受賞、2021MBC演技大賞8冠も納得の秀作。
トーク番組で、驚異の視聴率更新の公約通り2PM「My House」を披露する、ヨンポ姿ジュノ、カン・フン、オ・デファンも必見。
改めてまとめてみると、個人的に苦手な女優さんとの共演が多いのですが、抜群のケミを発揮するジュノマジック。
チョン・ジン役
ユン・ソヒのケミ
大先輩イ・ソンミンとの掛け合いも素晴らしく、階段を駆け下りたり、車を追いかけたり、スーツ姿で魅せる運動神経のよさ。
唇を合わせる程度から、監督の一声で一変した野獣系キスシーンも話題となりましたが、思い悩みながらもいざとなったらやり遂げてしまう男ジュノが見て取れるような名シーン。
苦手なユン・ソヒもめんこく見えるジュノマジック。
「ただ愛する仲へ」初主演へと続くプロローグ。
イ・ガンドゥ役
ウォン・ジナとのケミ
どうしてもジュノを撮りたかったというキム・ジンウォン監督に、新人女優で注目されていたウォン・ジナ。
脚本家ユ・ボラの世界と相まって、最高のスタッフ、キャストに恵まれた主演デビュー。
大先輩ナ・ムニ、「記憶」イ・ギウ、ナム・ダルムのキャスティングも心憎い。
「赤い袖先」へと続くジュノの代表作。
ソ・プン役
チョン・リュウォンとのケミ
チョン・リュウォンが苦手で、あまり楽しめなかったですが、ケミはよいのでとても人気が高い作品。
チャン・ヒョクら、ソ・スクヒャン脚本おなじみの大先輩たちとも共演。
チャ・ジュヨンとも濃厚キスシーンありと、これまでにない満面笑みもキュートなラブコメが新鮮。
勤勉さが感じられる華麗な鍋振り、包丁さばきも必見。
除隊後初
イ・サン役
イ・セヨンとのケミ
優男ジュノ演じるイ・サン、苦手なイ・セヨンとのケミと、不安だらけでしたが総合的には驚きの仕上がり。
これまでにないしなやかな強さと美しさに、色気も加わり、まさに男ジュノとして除隊後にふさわしいカムバック。
食事は左なのに右手で箸を持ったり、努力家ジュノの役作りが垣間見れるシーンも多数。
大先輩イ・ドクファとの号泣シーンも必見。
17話編成に延長されるほどの人気ぶりは快挙。
ジュノのキス映画
ユル役
キム・ゴウンとのケミ
当時は、演技の初々しさも助長しているような、おでこ生え際のぱや毛が気になってしょうがなかったけれど、初々しさの中に垣間見る深みも気になった。
この頃すでにあったであろう、ガンドゥやサンに通ずる片鱗の閃き。
初キスシーンがキム・ゴウンだなんて光栄。