「5urprise」と「One O One」。
かつて音楽やバラエティなど様々な分野での活動も期待して結成された俳優グループというのがあった。
読み方は「サプライズ」と「ワンオーワン(101)」で、何とも韓国らしいグループ名。
言うなれば、音楽活動を中心に、俳優業もこなす演技ドルの逆ヴァージョン。
今後こんな形態が増えていくのかと思いきや、従来のアイドルグループたちが演技ドルと化しはじめたので、俳優グループブームが起こることはなく…
しかも俳優グループというだけあって、演技指導も受けていただろうに、演技ドルたち以上に演技が微妙だったのが印象的。
そんなメンバーたちが、今やっと花盛りを迎えている。
5urprise/One O Oneメンバー
5urprise(2013~) | One O One(2015~) |
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ユイル(1990) | クァク・シヤン(1987) |
ソ・ガンジュン(1993) | クォン・ドギュン(1988) |
コンミョン(1994) | ソン・ウォンソク(1988) |
カン・テオ(1994) | アン・ヒョソプ(1995) |
イ・テファン(1995) |
5urprise
まずは「5urprise」、マンネはカン・テオだと思い込んでいたので、イ・テファンでびっくり。
東洋離れしたビジュアルに演技ドルかと思ったソ・ガンジュンは、はじめて見た時から唯一ビジュアル、演技ともに安定。
カン・テオも演技はボチボチでしたが、「ノクドゥ伝」あたりからイッキにオーラが変わり、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で大ブレイク。
コンミョンも「ハベクの新婦」はよかったけれど、その後冴えなく、除隊前最後の「ホン・チョンギ」でいい余韻を残したので除隊後が楽しみ。
イ・テファンは「キム秘書はいったいなぜ」あたりまでは一番微妙だったけど、「39歳」や「暗行御史」では時代劇もしっくりくるほどに成長。
One O One
「One O One」は、まずアン・ヒョソプだけこんなに年の差があったことに驚き。
ビジュアルナンバーワンのアン・ヒョソプですが、チョイ役も甘いマスクは光るものの、「トップマネジメント」からずっと微妙。
時期尚早にも思えた「アビス」で主演を何とかやりきったのがよかったのか、「浪漫ドクターキムサブ2」では何かあったのかと探りたくなる程、一気に深みある役者に大変身。
「社内お見合い」で大ブレイクですが、それより「浪漫ドクターキムサブ3」が楽しみでたまらない。
クァク・シヤンも二番手や悪役が多く、イ・テファン並みの微妙さだったのが、「ホン・チョンギ」の好演には本当に驚いた。
ちなみ「ホン・チョンギ」はアン・ヒョソプ、クァク・シヤンだけでなく、ソン・ウォンソク、コンミョンも総出演で、皆の成長ぶりを見られる傑作。
ソン・ウォンソクは、「適齢期惑ロマンス」「ホン・チョンギ」「社内お見合い」とアン・ヒョソプの補佐的な出演も多かったけれど、「One the Woman」の存在感がすごくよかった。
おすすめ韓国ドラマまとめ
ソ・ガンジュン | 「家族なのにどうして」~どの作品も裏切らない |
コンミョン | 「ハベクの新婦」「ホン・チョンギ」 |
カン・テオ | 「ノクドゥ伝」「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 |
イ・テファン | 「タッチ」「暗行御史」「39歳」 |
クァク・シヤン | 「ホン・チョンギ」「美男堂の事件手帳」 |
ソン・ウォンソク | 「ホン・チョンギ」「One the Woman」 |
アンヒョソプ | 「浪漫ドクターキムサブ2」「ホン・チョンギ」 |
すごい倍率のオーディションで勝ち抜いた俳優グループメンバー。
時代劇もしっかりこなせるほどに成長しているのは嬉しい。
俳優中心で活動してきたわりには、遅すぎるブレイクにも感じますが、ゆえに成長ぶりを見守られた幸せ。
ますます深みを増して、大人の魅力を放っていくであろうこれからにも注目。