第2韓流ブームが終わる2012年以降、韓流暗黒期を支えてきたのは1988年生まれたち。
可愛い若手だった彼らも2019年には続々と兵役を終え、2020年以降のカムバックラッシュが落ちついたと思ったら、もう2023年で年男。
先輩たちに支えられながら必死にひた走った20代と違い、兵役済みで物事の視点も変わり、心の余裕も生まれる30代。
少年らしさを残しつつも、大人としての魅力も醸し出される俳優人生最も輝くセカンドステージは既に幕開け中ですが、ますます男子力を上げて魅了するであろう、これからも注目し続けていきたい年男たちを改めてまとめてみた。
キム・ヨングァン
「ピノキオ」→「サムバディ」
さまざまな役柄に挑戦し、着実にキャリアを重ね、いつの間にかとっても深みある俳優さんになっていたキム・ヨングァン。
広い肩幅と9等身の類い希な容姿で、元々華麗なモデル歴を持っているだけに、スーツ姿で立っているだけでもさまになるのに、演技力と大人の色気も加わり格段に成長。
「サムバディ」のベッドシーンも違和感なく演じていましたね。
いまだに母性本能をくすぐるゴールデンレトリバーのように甘える姿から凶悪犯まで、ますますギャップがたまらない。
チェ・シウォン
「彼女はキレイだった」→「恋愛なんかいらない」
一気に主演ドラマが増えたスジュの中では貴重な俳優組。
20代のコミカルな役も悪くはないですが、イ・ダヒとの最新作「恋愛なんていらない」はこれまでで一番しっくり。
独特の感性とアイビームが劇中でもムンムン、濃い目の大人っぽい顔立ちなので、これからますますらしさが発揮される作品に出会えそう。
イ・ミンホ
「相続者たち」→「ザ・キング:永遠の君主」
20代から人気が高かったですが、個人的にはどちらかというと話題性で視聴していたイ・ミンホ。
30代に入り心の余裕もできたのか、元々定評のあるキスも立ち振る舞いも、これまでにない落ち着きと気品が感じられ、今後はマスト俳優になりそうな予感。
アン・ジェヒョン
「星から来たあなた」→「僕が見つけたシンデレラ」
モデル以外にジュエリーデザイナーとしても活躍、「ディア・ブラッド」で魅せた長い手足を生かしたアクションとは裏腹に、バラエティでは運動音痴ぶりも披露。
30代に入り、まさかの離婚騒動最中に出演した「欠点ある人間たち」、健康のために筋トレで10㎏増量したという肉体改造はイマイチ。
やはり、スレンダーで華麗な立ち振る舞いのアン・ジェヒョンを見続けたいもの。
チ・チャンウク
「奇皇后」→「都会の男女の恋愛法」
除隊後は「僕を溶かしてくれ」で、まさかのtvN史上最悪ともいえる視聴率でカムバック。
余分な肩の力が抜け、またさらに白い肌に磨きがかかった爽やかな姿で登場、スタッフ的にも期待作だったので、30代残念な幕開けとなってしまいましたが、その後の巻き返しは見事。
アクションもロマンスも安心してみられる俳優さんに成長。
チョン・イル
「太陽を抱く月」→「グッジョブ」
20代よりも除隊後の30代のほうが、一気に華やかになった印象で、今では時代劇の名手としても活躍。
「ポッサム」「グッドジョブ」で魅せた時代劇と現代劇のケミは格別。
仲良しのイ・ミンホとは比べられることも多かっただろうに、今では繊細な中に光る大人の色気がたまらない晩成型。
ソ・イングク
「応答せよ1997」→「空から降る一億の星」
美しいキス顔で魅了されて以来、絶対にハズさない作品選びと演技力で、この10年の韓流生活に欠くことができないマスト俳優。
毎回新たな顔を見せ、30代も期待しかなかったのですが、以降は意外に才を生かしてくれる作品に恵まれていないようで残念無念。
ユン・バク
「愛してもいいんじゃない」→「気象庁の人々」
元々ある落ち着きと大人びた雰囲気は、年相応のこれからのほうがしっくりきそう。
ブレイクの「気象庁の人々」は、強気キャラユン・バクのイメージっぽいハマり役だと思っていたのに、オファーを断るほど嫌だったとか。
これまで着実に積み上げてきたキャリア、強気キャラの中に垣間見られる優しさもを生かした役も増えそう。
まとめ
誕生日 | 2023年公開予定ドラマ | |
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キム・ヨングァン | 1月11日 | 「愛だと言って」仲良しイ・ソンギョンと共演 |
チェ・シウォン | 2月10日 | 「恋愛なんかじゃない」U-NEXT独占配信中 |
イ・ミンホ | 6月22日 | 「星たちに聞いてみて」コン・ヒョジンと共演 |
アン・ジェヒョン | 7月1日 | 「本物が現れた」ペク・ジニと共演 |
チ・チャンウク | 7月5日 | 「The Worst of Evil」ウィ・ハジュンと共演 |
チョン・イル | 9月9日 | 「ポッサム」「グッドジョブ」U-NEXT独占配信中 |
ソ・イングク | 10月23日 | 「もうすぐ死にます」パク・ソダムと共演 |
ユン・バク | 11月18日 | 「ファンレターを送ってください」KNTV3月放送 |
ブレイクが早いと年上に感じていましたが、オッパ順に並べると意外でオモシロイ。
私のマストではないですが、他にチャン・グンソク、チュウォン、イ・スンギ、ユン・ギュサン、クァク・シヤンも1987年生まれ。
不思議と20代の頃から妙な色気があり、雰囲気イケメンが多い色めく1987年生まれ。
同じく韓流暗黒期を支えた麗しの1988年生まれは、またの機会に。