ソ・イングクの10年をイロメガる
美しいキス顔の初主演「応答せよ1997」から、一気に魅了されたソ・イングク。
本業は歌手のはずなのに俳優デビュー以来、ほぼ休みなく主演をこなし続けた稀な経歴。
キスにとどまらず、台詞、所作も天才的で、いつも新たな顔を見せてくれるハズレなしの作品選び。
将来を期待するばかりでしたが、意外に30代はよさを活かしきれない作品が多く残念なスタート。
WEB漫画原作の転生ファンタジー「もうすぐ死にます(原題)」で、パク・ソダムと共演予定。
コ・ユンジョン、キム・ジフンをはじめ、キム・ジェウク、イ・ドヒョン、チャン・スンジョ、シウォン、イ・ジェウク、ソンフンと、転生メンバーが豪華過ぎ。
映画「ビューティーインサイド」のように楽しめそうな予感。
ソ・イングクのキスシーンベスト
ソ・イングクといえば、キスシーンと共に名台詞の職人でもあり、デビュー当時からとてもセクシー
振り返ってみても、当初から本当に演技が上手かった…
ヒロインのチョン・ウンジと共に、初主演とは思えないケミの良さで、ふたりがデュエットしたOSTも大ヒット。
幼なじみが恋人へと変化していく、誰もが経験したであろう思春期を再現したような応答シリーズ第一弾。
美しいキス顔ユンジェが思わずしてしまう2話ファーストキスは、いまだに名シーンに挙げられるキスのひとつ。
2話:ファーストキス
チョン・ウンジとのケミ
セクシーな目元のホクロと綺麗な顎ラインは、ソ・イングクの真骨頂。
長台詞でないひと言に思いを込めるのも本当に秀逸で、1話の「만나지 말까」からヤバイ。
この頃からキスと台詞まわしがうま過ぎたソ・イングク。
大人っぽくなったふたりの再共演も見てみたいですね。
兄の代わりに出勤する会社の秘書に恋する高校生という役どころでしたが、ヌナを困らせるほどのまっすぐさと、高校生とは思えない包容力のギャップがたまらなく、違和感ないスイッチの切替が本当に神業。
血気盛んなお年頃とはいえ、高校生らしからぬキスシーンがとても多く、ソ・イングクだからこなせたのではと思うほど。
ファーストキスから鉄棒キス、プロポーズまで名シーンの宝庫ですが、中でも自身もアイデアを出したというギブスキス。
8話:ギブスキス
13話:鉄棒キス
イ・ハナとのケミ
8話は神回で、ちょっと強引な名台詞「나한테 와요」も。
ヌナ相手でも変わらぬ安定感。
その後3度も共演することになるイ・スヒョクとのご縁のはじまりでもあります。
クールに大人びていく中、まさかキュートなソ・イングクがまた見られると思わなかった。
名子役とはいえ、当時はまだまだあどけなかったナム・ジヒョンが喰われてしまうのでは、とドキドキだったのですが、ルイが飼い主の手を噛むことはなかったですね。
こんな従順なワンコ御曹司を見捨てるわけにはいかない。
全く雰囲気の異なる3つのキスシーンがありますが、中でもルイのキメ台詞「복실~」と「어떡하지」際立つ、9話レッドカーペットキスは、ルイのおねだりも見られて必見。
8話:ファーストキス
9話:レッドカーぺットキス
13話:三弾キス
ナム・ジヒョンとのケミ
よだれ垂らしそうなほどにとろけて、年下にも甘えられる天才犬。
ルイとのギャップがあり過ぎのミステリアスさで、始終心震わす秀作。
正直はじめは不安だったチョン・ソミンとのケミも抜群で、ソ・ウンスとふたりの女優さんとのキスを披露していますが、どれもとろけるように艶めく名シーン。
中でもおすすめは、心を許し合うムヨンとジンガンの犬ケミが愛くるしい10話の初夜キス。
10話:初夜キス
チョン・ソミンとのケミ
高校生役でさえ妙な色気を感じるソ・イングクなのに、これまでベッドシーンがなかったのが不思議なくらい。
11話へと続くベッドシーンでのふたりが歌うOSTや、コアラハグも微笑ましい。
「ナイショの恋していいですか」とはまた違ったテイストで、ソ・イングクを知り尽くしたように、魅力を引き出すユ・ジェウォン監督の手腕にもため息。
『ソ・イングク』OSTベストソ・イングクのキスドラマ
ユン・ユンジェ役
チョン・ウンジとのケミ
美し過ぎるキス顔も話題となった初主演作品。
釜山訛りがたまらなく、初々しいのにどこかセクシーなのが不思議。
キスだけでなく、喧嘩、デュエットと、チョン・ウンジも初演技とは思えないほどのケミのよさ。
イ・ミンソク/ヒョンソク役
イ・ハナとのケミ
貴重な年下男子ものですが、高校生と社会人の一人二役を違和感なく演じるあたりがヤバイ。
光海君役
チョ・ユニとのケミ
ロマンス要素は少なめですが、どんどん貫禄を増していく姿に圧倒。
2話ラストの「가희야~」から、グッと持ってかれます。
イ・ヒョン役
チャン・ナラとのケミ
太りやすい体質ゆえに、ふっくら気味のソ・イングクに不安を感じてしまった。
ルイ役
ナム・ジヒョンとのケミ
ツンデレ御曹司役と思いきや、ボクシルがいないと何もできないワンコお坊ちゃま。
まさかここに来て、これほどまでに愛くるしい作品を選ぶとは…
キム・ムヨン役
チョン・ソミンとのケミ
心の声漏れまくりのルイから、ポーカーフェイスのミステリアス青年に一変。
日本オリジナル版とは異なるラストのようですが個人的にはハッピーエンド。
キム・ムヨン役
パク・ボヨンとのケミ
パク・ボヨン、イ・スヒョクとの共演は、ユ・ジェウォン×ヤン・ヒスン作品かと思うほど。
豪華キャストに胸が高鳴るも、食傷気味のパク・ボヨンが爆発したようで、ジェイク×ジナカップルに完全にもっていかれた感じ。
どんなふうに演じるか期待していた滅亡役も、ソ・イングクでなくてもよかったのではと思えるほどですが、6話のため息からはじまるファーストキスはさすが。
ナム・ハンジュン役
オ・ヨンソとのケミ
シリアスからコミカルまで、見事なテンポで魅せる七変化。
全体ではこれまでの集大成を感じるも、ロマンス面ではいつも以上に微妙で、スチョル×ヘジュンカップルに完全にもっていかれた感じ。
どんな女優ともケミ抜群のソ・イングク伝説が崩れつつある…。