キャスト感想
イッキ見終了
「待って、私の青春」でケミ抜群だったチャオ・イーチンとリー・ジャーチーの再共演。
これまで観た中で、一番韓国ラブコメっぽかったのが、実はちょっと残念な感じ。
解離性同一性障害の取り上げ方がチャラいのはしかたないにしても、途中からストレス障害の設定がハチャメチャ。
「待って、私の青春」を彷彿させるようなケミや、番外編のような要素はあったものの、前作のほうがふたりの魅力を生かす演出だったかな。
チャオ・イーチンの泣きを沢山見られたのは嬉しいが、ふたりとも全く異なるような役だったのに、なぜかイマイチ新鮮さもなく。
期待のキスシーンも、やり過ぎで笑えるほど。
裸足、スリッパ、土足が行き交う、何でもありの室内の衛生環境も気になりまくりなんだけれど、サブカップルが眼福で楽しめたのはよかった。
まず、スイ・アンことファン・ジーシン、ウェイ・レイことホー・メイシュェンのカップル。
クールビューティなふたりですが、実は心がキレイなレイがワン・ジヘっぽくて、なんか好きでした。
そして、ジアンことスー・ゾーリン、タオことプー・タオのカップル。
こちらはキュートな王子姫カップルですが、ビジュアルケミも素敵で、結婚後はジアンが有利になってるし。
心理学女子の恋愛という面でも楽しかった。
そして、最後まで改心しなかった可哀そう過ぎる痛い女子、シュー副社長ことチョン・ムーシュエンは、まるで2番手の頃のパク・ジヒョン。
愛か償いかを問う作品でしたが、劇中でフイママが言っていたように、現実は出会いや愛か情なんて関係なく、一緒に添い遂げられるかどうかなんだよなと、改めて現実を毒づきたくなる。
相思相愛でも一緒にいられないカップルなんて沢山いますからね。
画像は豆瓣电影より
99分女朋友/My Girl(2020)