『Be With You~いま、会いにゆきます』キスシーン感想
Be With You~いま、会いにゆきます(2018年/133分)
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IromegaR評価
ストーリー
キスシーン
ケミストリー
監督:イ・チャンフン
脚本:イ・チャンフン、カン・スジン
出演:ソ・ジソプ、ソン・イェジン、キム・ジファン、コ・チャンソク
2004年映画版もヒットした市川拓司ベストセラー小説を再映画化
生前と同じ姿であらわれた亡き妻と再びはじまる恋物語
ここから先は超ネタバレのためご注意下さい
「Be With You~いま、会いにゆきます」感想
キャスト
ソ・ジソブ(ウジン役)
「ただ君だけ」のようなソ・ジソプに会いたくて視聴。
序盤から母性本能をくすぐられる父親像で、不器用にも我が子と接する姿が新鮮すぎました。
運動神経が抜群なのにわざと抑え気味かと思えば、びっくりするほど綺麗なドルフィンキックを見せてくれたり。
ウジン役は、どこか哀愁に満ちていて不器用さが感じられるソ・ジソプにぴったりで、再びあらわれたスアに対するピュア度もならではですよね。
一重まぶたと横長の目元がそっくりで、「リトルソ・ジソプ」とも呼ばれるイ・ユジンが高校時代のウジンを演じていたにもよかったです。
ソン・イェジン(スア役)
「愛の不時着」がイマイチだったので、もうソン・イェジンに魅力を感じられなかったらどうしようと不安だったのですが、幻のようにあらわれるスアは、相変わらず清楚なソン・イェジンにはぴったり。
記憶を失いながらも子供とじゃれ合う母親姿もとても新鮮でした。
高校時代は「ソロモンの偽証」のキム・ヒョンスが演じていましたが、クールな優等生がよく似合います。
イ・ユジンとのケミも物語を大きく左右しましたね。
キム・ジファン(ジホ役)
ウジンとスアの息子ジホ。
子役に驚かされることも多いものですが、今回はそれほど特別感はなかったです。
成長したジホが、パク・ソジュンだったのには驚き。
ソ・ジソプとの長身2ショットは、二度と見られないであろうたまらないシーンでした。
コ・チャンソク(ホング役)
ジホの親戚のおじさんと思いきや、ウジンの親友役だったコ・チャンソク。
実際は先輩ですが、「映画は映画」以来2度目の共演で、ソ・ジソプとの縁で出演を決めたそう。
まさかのコン・ヒョジンの登場は、プライベートでも親しいソン・イェジンの提案だったようで、主演2人のキャスティングなしでは、ありえなかった作品ですね。
- イ・ジュンヒョク
ウジンの勤務先でウジンにライバル心を燃やすシーンスティラー。
やはり今回もかなりコミカル。 - ソン・ヨウン
ウジンの勤務先でウジン思いを寄せる同僚。
「被告人」同様、シーンが多くなくても鮮烈な透明感を残しますね。
演出×脚本
原作も映画日本版も知らないですが、監督の思いがこもったオリジナルの部分も多いようです。
劇中の絵本も監督オリジナルのようですね。
「建築学概論」のような初恋映画は、相変わらずウケがよいですよね。
序盤は意外にコミカルで、キスシーンも多いのには驚きました。
スアが記憶を取り戻すように、少しずつ明らかになる過去。
ただ手をつないでキスするだけでドキドキする初恋の再現。
お互いに知らなかったウジンとスアの空白の時間。
そして、スアが残したジホへの思い。
テンポも自然で、違和感なくスーっと最後まで見られました。
大学生、夫婦、親といろんな姿を見せてくれたソ・ジソプとソン・イェジン。
コミカルなソ・ジソプもはずせないですが、ロマンスもありのさまざまな観点から2人を眺められるという点では、またとない貴重な作品です。
ソ・ジソプは一度断っているようですが、この2人以外の主演は考えられない。
キャスティングが成功した時点で勝算があったようにも思えますが、やはり監督の脚本と絶妙な演出あっての秀作です。
「Be With You~いま、会いにゆきます」キスシーン
ソ・ジソブ ソン・イェジン
(ウジン×スア)
ファーストキス
ドライブシアターの映画を盗み見するウジンとスア。
双眼鏡を取り合いながら鑑賞する2人が可愛かったですが、まさかウジンが殴られてキス未遂するとは…。
コミカルとロマンスが心地良いシーンは多く見られました。
ベランダキス
ジホの誕生祝い後、ジホの成長を見届けられないことに涙するスア。
残り少ない時間を愛おしむようにベランダで交わされる口づけと抱擁。
このシーンもせつなく雨降る夜でした。
再会キス
一度は離ればなれになりながらも、再び連絡をくれ結婚のきっかけとなったスアの再会キス。
回想シーンなのに、違和感なく見られる2人のケミが素晴らしい。
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