『梨泰院クラス』キスシーン感想

2020-05-31

梨泰院クラス(全16話)
이태원 클라쓰
Itaewon Class
JTBC 2020年
日本初放送:Netflix 2020年3月

IromegaR評価
ストーリー      
キスシーン       
ケミストリー     
演出:キム・ソンユン
脚本:チョ・グァンジン

出演:パク・ソジュン、キム・ダミ、ユ・ジェンミョン、クォン・ナラ

亡き父の復讐に燃える前科ありの青年と、まっすぐな愛を貫くソシオパス少女との奮闘ロマンス

ここから先は超ネタバレのためご注意下さい

「梨泰院クラス」感想

キャスト

パク・ソジュン(パク・セロイ役)

いつもなら真っ先に飛びつくパク・ソジュン主演作。
イガグリ頭でロマンスも少なそうなので、後回しにしていたのですが、初回から一気に引き込まれました。
とにかくパク・ソジュンのオーラがすさまじい。
序盤によく見られる役作りのブレが一切なく、全身から満ちあふれる自信と貫禄。
信念を貫く男を演じているからというよりも、これまでのキャリアがそうさせているふうに見えました。
ラブシーンでもないのに、ヒョニを励ますシーンなども妙に色っぽく、イガグリ頭をなでるクセひとつとっても、所作がとても美しい。
長身のスタイルのよさが強調されるラフな編み上げブーツスタイルや、ネクタイなしのコートコーデ。
よくありがちな前髪アップのスーツ姿は苦手なので、衣装的にもいつも見られない姿が新鮮でした。

ベタな恋愛ものでなくても、これだけやれる俳優に成長していることが嬉しい。
「悪のクロニクル」で共演したソン・ヒョンジュが、父親役だったのもよかったですね。

 キム・ダミ(チョ・イソ役)

少女のようなあどけなさと怖さを合わせ持つキム・ダミ。
ソシオパスで頭脳明晰役はぴったり。
パチパチ眼から外見まで、キム・スルギと生まれ変わりのようにそっくりですね。

憎らしくもまっすぐで愛くるしいイソが見たくて、視聴していた部分は大きかったですね。

 クォン・ナラ(オ・スア役)

高校時代から透明感ある演技で目を惹いたスア。
どちらかというと苦手女優のクォン・ナラが演じているとは、全く気付きませんでいた。
以前とは全く雰囲気も演技の質も違い、セロイのマドンナにふさわしい存在感でびっくり。
悪女に感じた人もいるかもしれませんが、セロイのキープとして敵陣で生きるスアは、この物語で一番イタイ女性でした。
イソを羨ましながらも受け入れられるスアには、イソとはまた違った賢さとスケールを感じました。

 ユ・ジェミョン(長家グループ会長役)

最近はおちゃらけたコミカルな役どころが多かったので、すごみのある会長役はとても新鮮でした。
長家へ執着するさまはおぞましく、晩年までを見事に演じていました。
パク・ソジュンとの共演は「花郎」以来でしょうか。
人として、商売人として、セロイにとってはなくてはならない道標であり、反面教師的存在でした。

 アン・ボヒョン(チャン・グンウォン役)

彼女の私生活」の柔道家が、チンピラになってしまいましたが、ガキ大将的な役がホントによく似合います。

ボクサーで鍛えた肉体でも十分だと思いますが、グンウォンの外見は自分が思うように準備。
スーツがピタリと合うガタイをつくるため、時間があればトレーニングしたそうです。
新顔な気がしますが、パク・ソジュンとは実年齢も同い年。

可哀想すぎる役が多いので、よい意味で力強さを誇示する役も見てみたいですね。
前髪アップより、よく似合っていた金髪姿をもっと見たかったです。

グンウォンがいじめていたホジン役のイ・ダウィ。
子役出身ですが、やはり制服姿がよく似合いますね。
ホテルデルーナ」では嫌な役でしたが、刑務所の面談でグンウォンにやり返す姿が爽快でした。

  キム・ドンヒ(チャン・グンス役)

「SKYキャッスル」では、母性本能をくすぐられたキム・ドンヒ。
イム・シワンとチャン・ドンユンを足して割ったようなルックスが魅力です。
父親の片鱗をうかがわせた長家での姿に、「人間レッスン」も見てみようかなという気にさせられました。
マンネは何をしても許される、というか相手にされていないともいえますが、皆に可愛がられる羨ましい存在でもありました。

 イ・ジェヨン(マ・ヒョニ役)

「キンコンカンコン恋の始まり」のヒロインだとすぐにわかったイ・ジェヨン。
ご無沙汰と思いきや「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「恋のゴールドメダル」でもシーンスティラーとして登場していたのに、なぜかイ・ジェヨンだと気付いていなかったのが不思議。

ヒョニはとってもインパクトのある役だったので、何だか嬉しくて視聴していました。
タンバンになくてはならない、細かな気遣いができる女性でしたが、今後はもっとメイン役が増えていくかもしれませんね。
ヒロインもでないのに、パク・ソジュンに優しく慰められたり、ハグしてもらったり、クォン・ナラよりも羨ましかったです。

  キム・へウン(カン専務役)

小悪女役も多いキム・へウンですが、審美眼を持つ冷静でかっこいい女性役でした。
冷血そうに見えて、へウォン(オ元刑事娘)にもとっても優しく、人間味のあるキャラクター。
イソだけでなく、スアもヒョニも「梨泰院クラス」の女性たちは、悪びれたところがなく皆かっこよかったですね。

演出×脚本

イガグリ頭のパク・ソジュンのオーラ、金髪のアン・ボヒョン、清楚なクォン・ナラや、ガラス越しに表演情を映す演出、スタイリッシュなOST。
初回から、半信半疑だった先入観をぶっ飛ばした演出は「雲が描いた月明かり」のキム・ソンユン。
幻想的な演出は、イソの告白シーンでも見られ、監督つながりで最終話にパク・ボゴムがカメオ出演していたのも印象的。

ウェブ漫画の原作者が脚本を手掛けるのは珍しいと思いますが、後半は少し失速気味だったのが残念。
名台詞や名場面は沢山ありましたが、もう少しスピーディーな展開が欲しかった。

意外にロマンス要素もあり、特にスアとイソの独特のやり取りには、いつも笑えました。
グンウォンのスアへの思いは、原作にはない設定だったようですが、セロイとの関係をこじらせるには、ありの設定でしたよね。

セロイとイソの熱さからすると、2人の濃厚キスはありなのかもしれませんが、恋愛ベタのセロイと可愛いイソのポッポ程度でもよかった気がしました。

「梨泰院クラス」キスシーンまとめ

パク・ソジュン  キム・ダミ
(セロイ×イソ)

 4話キス

酔いつぶれたセロイに口づけるイソ。
11話でセロイのファーストキスが自分であることを知りにやけるイソも可愛かった。

 最終話キス

散歩途中やエピローグで、イソの思いに応えるような熱いキス。
相手は違えど、目標を達成して幸せを噛みしめるセロイが印象的。
ファンの要望に応えるような不自然な演出だっったようにも思えましたが、パク・ソジュンのキスシーンがないのは、ファンには寂しすぎるでしょうからね。

お気に入り名場面

 6話 キス阻止

天然セロイ、どこか余裕のスア、まっすぐなイソ。
キスを阻止するイソだけでなく、3人の表情が絶妙なケミを感じさせる名シーン。
性格も愛し方も全く異なる二人の女性対決は、毎回かなり笑えました。
鈍感なセロイと自由奔放なイソに翻弄されるスアは、憎めない存在でしたね。

 12話 料理対決最終戦

カミングアウト後も堂々としているヒョニを賞賛するセロイのハグシーン。
セロイの人柄がよくあらわれるシーンでもあり、パク・ソジュンらしい演出。
イソやスアより、このシーンのヒョニが一番羨ましい。

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Posted by fan