『彼女の私生活』キスシーン感想

2020-04-22

彼女の私生活(全16話)
그녀의 사생활
Her Private Life
tvN 2019年
日本初放送:Mnet 2019年8月

IromegaR評価
ストーリー    
キスシーン    
ケミストリー  
演出:ホン・ジョンチャン
脚本:キム・ヘヨン

出演:キム・ジェウク、パク・ミニョン、アン・ボヒョン、チョン・ジェウォン(ONE)

30過ぎの有能キュレーターがオタク活動と二重生活
オタク隠しのための偽装恋愛がいつのまにか本当の恋心に変わっていく大人のラブコメ

ここから先は超ネタバレのためご注意下さい

「彼女の私生活」感想

キャスト

 キム・ジェウク(ライアン役)

アイドルオタクとのラブコメなんて意外だったのですが、繊細な画家という設定のライアン役にはぴったりでした。
20代はナルシストぶりが苦手な俳優さんでしたが、もともとあったセクシーさも年相応になり、ますます熟してきた感じ。
立ち振る舞いもキスもキレイで、サスガだなと感心するシーンが多かったです。
あまり拝見したことがなかった、おちゃめな一面もよかった。
ガツガツしておらず、クールでスマートにドクミを見守るという点でも、パク・ミニョンを輝かせる最高のパートナーだったと思います。

 パク・ミニョン(ドクミ役)

ラブコメ初挑戦の「キム秘書がなぜそうか?」で、一気にラブコメ女王の異名を獲得したパク・ミニョン。
不自然に強調された胸の大きさは気になりましたが、コミカルさとセクシーさで、キムジェウクとも抜群のケミを発揮していました。
「成均館スキャンダル」の頃からのはじける笑顔は、どちらかというと苦手な女優さんでした。
大人の色気も加わり、キャリアを積んだ30代の余裕からか、同じ笑顔も今ではとっても魅力的なものに。
内面の違いでここまで笑顔の印象が違うものかと、改めて感じさせられます。

キスシーンが男性まかせなんて今や昔。
「ヒーラー」のあたりから、キスシーンには惹かれるものがありましたが、男性主人公よりキスシーンを期待して見てしまう女優さんの1人になりました。
コン・ヒョジン、パク・ボヨンなど、他のラブコメの女王にはないセクシーさは、最大の武器となることでしょう。

母親役のキム・ギョンとは「ヒーラー」以来だと思いますが、彼女の以前とは異なるあふれんばかりの魅力に気付いたのではないかなと思われます。
100名を超えるスタッフや主演者にお食事会を設定したり、主演女優としての貫禄も素晴らしい。

チ・チャンウクやパク・ソジュンなど、共演者のほうに惹かれて見ている作品が多かったですが、これからはパク・ミニョンだから見たいという作品も増えそうです。
といっても、次作の相手役はソ・ガンジュン。
共演者に恵まれていて、羨ましい女優さんですが、パク・ミニョンと共演したい俳優さんも、これから増えそうですね。

 アン・ボヒョン(ウンギ役)

胴着姿があまりにも似合いすぎるアン・ボヒョン。
対照的な容姿がライアンとのライバル感を際立たせ、ゴヌの尊敬する館長ぶりもたまりませんでした。
ただのドクミの幼なじみというだけでなく、切っても切れないほどの強い縁でソン家と結ばれているウンギ。
ライアンとはまた違った意味で苦しみながらも、実は一番のモテ男でしたね。
「彼女は嘘を愛しすぎてる」「絶対彼氏」など小悪魔ぶりが目立つ、チェ・ダインとの距離感も素敵でしたね。

 パク・ジンジュ(イ・ソンジュ役)

カフェオーナーであり、ドクミの親友であり、追っかけ仲間でもあるソンジュ役だったパク・ジンジュ。
素敵なシーンスティラーで、ラブコメには欠かせない女優さんの1人ですね。
家庭がありながらもアイドルオタク生活を続け、ライアン&ドクミのお手本のような理解ある夫婦でした。
夫役がイム・ジギュというのも素敵だったし、何といっても愛息のゴヌの愛くるしさといったら。

 キム・ボラ(シンディ役)

「SKYスキャンダル」以来、一気に活躍の場が広がったように感じるキム・ボラ。
清純派から小憎たらしい役まで、とっても演技がうまい若手の1人ですよね。
父親役はイ・ハヌィ、母親役のキム・ソニョンも名優ですが、2人の血を引く天然娘をうまく演じていました。
ライアンの母親役のイ・イルファといい、大好きなオンマ女優が勢揃いしている作品でもありました。

演出×脚本

アイドルオタクとの恋なんて薄っぺらそうなのに、なぜ若手ではなく中堅どころが主演なのか疑問でしたが、これまでのラブコメとはひと味違った演出に、序盤からグングン引き込まれました。

ドクミが30過ぎのオタク女子というのもポイントで、恋人をファン目線で撮影したら?など、仕事でもそれなりに成功している大人女子が本当に恋したリアル感が、うまく表現されていました。

そして、ハマればハマるほどに、ただのオタク女子の恋バナではなく、壮大な家族愛の物語なのがわかります。

ソン家とナム家、ソンジュ夫婦、ライアンとシアン親子との関係、そしてソン家が封じ込めてきた大きな秘密。

オタク活動に大反対する母親や、父親が寡黙な理由も、少しずつ絡まった糸がほどけていくように、明かされていくテンポよい展開。

オタク、偽装恋愛、家族愛、アートといろんな要素を含んだ素晴らしい脚本でした。

絡まったスカーフをほどく浴室、妄想キスでは、わざと無音の演出で緊張度を高め、ファーストキスではこれまでにない濃厚キスで盛り上げ。
と思いきや、キス後も平気でお腹がなったりと、ロマンチックなキスや爽やかな朝も、一気に現実に引き戻すようなリアルな演出。
「사랑해요」の代わりに、2人の合言葉のようにカジュアルに発せられていた「갖고 싶어」。

ロマンスとコミカルのテンポのよさゆえに、セクシーさを兼ね備える実力派が、主演でなければならなかったのだと納得。

がっつりロマンスも、日常的なイチャイチャも見事に自然に決めてくる、主演のキャスティングのうまさを感じました。

アートをうまく利用した演出や、最後のプロポーズまでオタク言葉の名台詞の数々。
艶っぽいホン・ジョンチャンの映像美とともに、舌を巻く場面が多々ありました。

韓国のラブコメのレベルがまた上がった感じ。

「彼女の私生活」キスシーンまとめ

キム・ジェウク  コパク・ミニョン
(ライアン×ドクミ)

 6話キス

シンディの隠し撮りに気付き、ドクミに偽装キスするライアン。
2人の気持ちが少しずつ近づいている矢先の突然の出来事に、ドキドキした人は多かったのではないでしょうか。

 8話キス

部屋のオタク生活を見せたくないライアンに目隠ししてのキス。
ドクミの思い抑えきれないキスと思いや実は妄想キスでした。
前後のドタバタが考えられないような艶っぽさ。
さすがキム・ジェウクと唸りたくなる、ホン・ジョンチャンらしい演出。

 9話キス

工房でお互いの思いを打ち明けてのファーストキス。
ドクミがライバル視するダインの工房でというのもポイント。
本当にキスのケミが素晴らしく、お互いの思いが爆発したような情熱的な名キスシーンです。

 10話キス

ドクミ宅前で海苔巻きを食べての別れのおでこキス。
観光バスデート後、ベンチでまつげを取りながらキスでじゃれ合う2人。
ネックレスをプレゼントしての三段キス。

 11話キス

ドクミのオタクになるというライアンへのキス。
ドクミの部屋に招待され、シアンに嫉妬するライアンへのキス。

 12話キス

花札で負けて、しっぺだらけのライアンの腕へ慰めのポッポ。
先に眠ってしまうドクミへおでこポッポ。
ボラティア帰りドクミ宅で料理しながらのじゃれ合いキス。

 13話キス

シアンの母お手製サンドウィッチのお礼に左頬にポッポ。
車内でシアンのお願いに応えるライアンの右頬にポッポ。
両頬に上手くポッポしたり、ポッポ後の口紅を気にしたり、細かい演出が光るシーンです。

 14話キス

誕生日前夜、ライアンに肖像画が欲しいとせがむドクミ。
「사랑해요」とお互いに口づけを交わす2人。
影絵と筆のかんざしの演出が心憎い名シーンです。

 15話キス

お泊まりしたドクミに目覚めと誕生日祝いキス。
口紅を塗ってくれたライアンに、キスで塗り返すドクミ。
再び筆を持てるようになったライアンから、誕生日祝いの絵とお礼キスのプレゼント。

  最終話キス

ドクミを待てずに急遽帰国した、ライアンのバックハグからのラストキス。
「갖고 싶어」ではじまって終わる、計算されつくされた脚本。
スニーカーとヒールの演出も素敵です。

Amazon Music Unlimited

Her Private Life OST

「彼女の私生活」OSTも聴き放題
OST 配信リスト
MP3購入方法

DRAMA

Posted by fan