『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』キスシーン感想

2018-10-18

「トッケビ」公式サイト

トッケビ(全16話)
도깨비
The Lonely and Great God
tvN 2017
日本初放送:Mnet 2017年3月

U-NEXT 視聴

IromegaR評価
ストーリー 
キスシーン 
ケミストリー

演出:イ・ウンボク
脚本:キム・ウンスク

出演:コン・ユ、キム・ゴウン、イ・ドンウク、ユ・インナ、ユク・ソンジェ

「太陽の末裔」脚本家×演出家が再びタッグ
トッケビと死神の愛と友情のファンタジーロマンス

ここから先は超ネタバレのためご注意下さい

「トッケビ」感想

コン・ユ主演で前評判もよい一方で、ケミが何となく不安で視聴を後回しにしていた作品でしたが、いつも通りの安定した演技のコン・ユと可愛すぎるキム・ゴウン、イケメン3人の夢のようなカットと映像美、1話から豪華キャストに惹きつけられました。

超イケメンってわけではないけれど、表情から佇まいまで、アップでも引いても、全てにおいてパーフェクトなコン・ユ。
脚本家念願の5年越しの出演だけあって、シリアスからコミカルまで、コン・ユの魅力を最大限に生かした演出。
「新感染ファイナル・エクスプレス」に出演しているのに、映画館でゾンビが怖いと騒ぎ立てる痛快なキム・シンの小ネタなどは、5年という歳月があってこそ。

恋には不器用で、クールに気持ちを隠していてもお天気で読まれてしまったり、トッケビ能力をロマチックにも使いこなしたり。
キュートでセクシーな包容力ある大人の男、何を着ても絵になり、いつのまにか虜になってしまう独特の魅力ある演技は、今回も期待を裏切ることなく、作品を重ねるごとに深まっている感じ。

よい作品と出会いタイミングさえ合えば、いつでも大きな賞をもらえるほどの実力の持ち主なので、第53回の百想芸術大賞最優秀演技賞受賞も大納得です。
今後コン・ユの相手役の女優さんは、ますますハードルが上がりそうですね。

暗いイメージで、正直コン・ユとのケミが不安だったキム・ゴウン。
映画「ウンギョ」で衝撃デビュー、「チーズ・イン・ザ・トラップ」でも注目を浴びていたのに、イマイチ心に響かない女優さんでした。
しかしコン・ユの絶妙な演技に応える、満面の笑みと震えるような表情や台詞回しに、何度キム・ゴウンで良かったと思ったことか。

序盤は、シンの「예쁘네(可愛い)」とウンタクの「사랑해요(愛してる)」の掛け合いが何とも心地良かったです。

「雲が描いた月明かり」を断ったことでキム・ユジョンを大ブレイクに導き、自身も「トッケビ」で大成功を収めたわけで、作品選びの絶妙さも感じさせてくれました。

物語の鍵を握るもう一組のカップル、イ・ドンウクとユ・インナ。
作品ごとにいろんな役を見せてくれるユ・インナですが、今回もクールビューティーだけどキュートなひとクセある女性を熱演。
元々はリュ・ファヨンなど若手が検討されていたようですが、年齢設定が上がったことで、ユ・インナの大抜擢となったとか。

イ・ドンウクは気になってはいましたが、演技を見たのは今回が初めて。
死神のイメージを覆すピュアさで、泣くシーンの多い悲しい役どころでしたが、ちょっと人間離れしたビジュアルも相まって、かなりのハマり役でした。
ワン・ヨ姿も素敵でしたね。

2人とも1人3役演じるような役どころでしたが、人づき合いが苦手で前世の面影が薄い男女が、魂の結びつきだけで惹かれ合う様は見事でした。
特に後半はこのカップルだけでもドラマを1本撮れそうなほどに、素敵なエピソードが詰まっていました。

そしてBTOBのマンネのソンジェ。
撮影現場でもマンネだったと思いますが、登場シーンは少なめでも見事な存在感で、神が乗り移るシーンも素晴らしく、演技力にますます磨きがかかってきた感じ。
主演のオファーも来ていそうなくらいで、その日を待ち望んでいるのですが、本業とのスケジュール調整が難しいのかもしれません。

豪華キャストで適度な笑いを交えながらも不可もなく「太陽の末裔」のように淡々とラストを迎えると思っていたのですが、13話までは前ぶりだったことが判明。
ストーリー展開は緩やかだけれど、笑いを交えながら丁寧に描かれていたので、それはそれで満足していたのですが、14話から最終話にかけて怒濤のように展開していく様には、やられましたね。

待ちに待ったコン・ユの出演だけあって、こんなコン・ユが見てみたい脚本家の思いが、たくさん詰まっていたように感じました。
お茶目だったり、メロメロだったり、冷たい態度の中にも温かさや優しさが感じられる口調や表情。
まさにコン・ユしか演じられないであろうキム・シンが至るところにあふれていました。

スマホをうまく扱えない死神は「テルマエロマエ」、無邪気な笑顔が素敵過ぎるウンタクには「パスタ」のコン・ヒョジンを思い出し、制作順からしたら表現が少しおかしいですが、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」にもどことなく似ている感じ。
ウンタクの初恋役としてチョン・ヘインが出演しているのも不思議なご縁ですね。
チョン・ヘインとキム・ゴウンは映画「ユ・ヨルの音楽アルバム」でまた共演します。

その他にも「太陽の末裔」では、鬼隊長だったキム・ビョンチョル(パク・ジュンホン役)やチェ・ウン(死神後輩)。
やはり魅力がイマイチだけどヨ・ジングに似ていると感じさせたキム・ミンジェ(ワン・ヨ)、美しさに磨きがかかってきたキム・ソヒョン(キム・ソン)、同じく子役出身でますますイイ男になりそうなナム・ダルム(シンが助けた少年)。
ぶっ飛び演技が素晴らしいファン・ソクチョン(占い師)には、コン・ユとイ・ドンウクの容姿をいじるシュールな台詞を、チョ・ウジン(秘書)にはアイドルダンスもさせる徹底ぶり。

2話のカエデの絨毯に喜ぶウンタクを感動させようと、4話では横断歩道をレッドカーペットにしたり、ウンタクの拉致を助けに行くためのトッケビと死神の勇ましい姿は、10話ではネギを買いにおつかいに出る2人の姿にかぶせるなど、ロマンスとシリアス、ユーモアのバランスも絶妙でした。
トッケビと死神の友情も物語の重要なポイントですよね。

メインの5人のケミもとにかく素晴らしかった。
キャラが壊れるほどのアドリブも多く、監督に忠告されるほどだったという、和気藹々とした現場の雰囲気は、そのまま画面にケミのよさとして表れていました。
実際多くのアドリブが採用されています。

「リッチマン」のユン・ダヨン(女性死神後輩)の罪の行方も気になっていましたが、最終話できちっとまとめていた丁寧な脚本力には感服。
1人1人を輝かせるため、ホントに緻密な脚本でした。

赤いマフラー、黒いハット、マッチ、ライター、ろうそく、スルメ、タンポポ、指輪、アメ、エアメール、カメラ、香水など鍵となる小道具づかいも上手さが目立ちました。

映像は「太陽の末裔」同様キレイな景観と、一人一人を際立たせる絶妙なカメラワークが印象的。
海や楓、桜、桃、雪、ソバ畑などの季節感あふれる自然美、どの角度も美しいコン・ユのカットは、長めでも飽きることなくうっとりさせてもらいました。
カメラマンにとっても、思わず長回してしまいたくなる魅力ある俳優さん、なのかもしれません。

見終わってしまえば、私の憂いは何だったのと思うほど、大絶賛通りの素晴らしい作品。
脚本家がコン・ユにラブコールを送り続けた5年間は、脚本家、俳優たちそれぞれが成長するには十分な時間。
忍耐強く待ち望んだからこその豪華キャストと作品力で、念願のコン・ユと百想芸術大賞を受賞したキム・ウンスク様々な作品です。

いろんな意味で脚本家の底力を思い知らされた作品でもありました。

「トッケビ」キスシーンまとめ

コン・ユ  キム・ゴウン
(シン×ウンタク)

第6話キス
トッケビの剣が抜けないウンタクが、必死にとったシンを驚かせた行動。
雪舞う中での幻想的なシーンでしたが、結局剣は抜けず未遂に終わったことで、皆が困惑することに。

第10話キス
20歳になったウンタクと屋台デートを楽しむ中、ウンタクからせがまれてのファーストキス。
嬉しさ余ってウンタクからもポッポし、「완벽하다(完璧ね)」と幸せそうなウンタク。
時を止めてのロマンチックなキスシーンでした。

第12話キス
狭くて逃げ場のない写真ボックスにシンを呼び出し、ウンタクからのポッポ。
もっとしたいシンの表情が可愛過ぎるシーン。

第13話キス
パク・ジュンホンとの戦いを控えたシンからの熱いキス。
これまでは、ウンタクの方が積極的な可愛いシーンが多かったのですが、死を覚悟したキム・シンことキス職人コン・ユが炸裂。
トッケビ・死神VSパク、王と家来の関係に戻る2人と泣きじゃくるウンタク、シンの愛の告白と消滅。
このキスから流れが変わり、ラストまで目が離せないクライマックス。

第15話キス
ケベックで眠っていた記憶を呼び覚ましたウンタクと交わす、シンからの熱いキス。
ウンタクがシンの顔に触れ存在を確認するように愛を確かめ合うシーンは、一瞬で時を越えるぬくもりの大切さを感じさせます。
翌朝はフライト前にはポッポ、フライト後には熱いキス。
抱き上げキスは、コン・ユの十八番化してますね。

最終話キス
桜の花びら散る中、気分の良さそうなシンから受ける、プロポーズポッポ。
可愛いおでこの持ち主ですが、そういえばおでこへのポッポはこれまでなかったなあと実感。
表情も口調も佇まいも声も完璧なコン・ユと、全身全霊で受け止めるキム・ゴウンのケミは、最初から最後まで揺らぐことがなかったですね。

イ・ドンウク  ユ・インナ
(死神×サニー)

第12話キス
サニーに前世を思い出させ、別れを告げようとする死神からのせつないキス。
ピュアな2人の魂がつながった瞬間でもありました。

最終話キス
再び生まれ変わりやっと結ばれた2人のキス。
せつな過ぎた2人が笑い合っている姿は、ホントに微笑ましかったです。
甘い2人のやり取りが素敵なシーンでした。

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Posted by fan