中国ドラマを観るようになって丸2年。 まだ歴浅ですが、出会った俳優の中で一番演技がうまい思っているのが許凱(以下シューカイ)。 でも、もうシューカイも30代。 ポストシューカイはいないものかと、ずっと探していました… 思 ... ]]>
中国ドラマを観るようになって丸2年。
まだ歴浅ですが、出会った俳優の中で一番演技がうまい思っているのが許凱(以下シューカイ)。
でも、もうシューカイも30代。
ポストシューカイはいないものかと、ずっと探していました…
思わぬところで見つけたのが周翊然(以下イーラン)。
きっかけは、ふたりが出演する「Falling Into Your Smile 君の笑顔にメロメロ(2021)」です。
演技のうまい雰囲気イケメンが好きです。
日本なら菅田将暉
韓国ならソ・イングク
ファンの皆さんには申し訳ないですが、普段は好みのイケメンとは言えない…
でも、演技をはじめるとグッと放つ輝きがたまらない。
シューカイを観始めたのも、ソ・イングクに似てる雰囲気を感じたから。
予想は的中。
まさに、中国ならシューカイです。
中国はイケメンの宝庫で、目の保養になるイケメンがたくさん。
またまたファンの方には申し訳ないですが、シューカイより見た目がかっこいい男主もたくさんいます。
ゆえに、うっとりする様な表情を浮かべる大好きなイケメンもいっぱい。
でも、シューカイのような俳優さんには出会えていない…
シューカイの魅力といえば、長い手足を生かしたアクション、古装が似合うなど…
たくさんありますが、他の俳優さんとの一番の違いは、何と言っても繊細な内面演技。
シューカイは、予想をはるかに超えて魅せてくる…
他の俳優さんは、こういう表現はしないだろうって場面が多々あるところ。
次のシーンは、どんな演技をしてくるのかが読めない…
だから、シューカイの演技は中毒性があるんですよね。
ポストシューカイだけあって、イーランの魅力もまた繊細な内面演技。
シューカイと同じように予測不能な演技で攻めて来る。
でも、唯一無二の魅力は、アングルや表情で全く別人にまで見えてしまうところ。
特に、いくつもの魂が潜んでいそうな瞳の威力がすごい。
別人にまで見えてしまうのは、どうかとも思うのですが、その分かなり豊かな表情演技ができるということ。
たまに「見る度に違う顔に見える俳優」というフレーズを聞くことがあっても、ハテナだったのですが、今ならわかります。
まさにイーランがそうだから。
多重人格とか演じたら、まさにビンゴなくらいに…
どんどんキャラ昇華も巧くなって、30歳になったらどんな俳優になっているのだろう。
ここまでワクワクする俳優さんは初めてです。
eスポーツ界を舞台に繰り広げられる青春ロマンス劇。
今や主演級で活躍する若手男主たちが、勢ぞろいしていてもったいないくらい…
そして、何よりシューカイとイーランが共演している記念すべき作品。

もちろんシューカイは男主1。
古装劇が多い中、この時期貴重な現代劇。
チョイ怖ツン男のルー・シーチェン役は、私のシューカイの第一印象そのもの。
実際のシューカイは、ビビりでとっても優男なんですけどね。
若手の頃の程よいスリム体型も好き。
この作品もシューカイならではのイイ表情がいっぱい詰まってます。

そして、サブカップルのイーラン。
ちょっとヤンチャで彼女に一途なアイ・ジャ役。
出番は少なめだけど、すごい存在感。


同じ役なのに別人のように見え過ぎる…
でも、これこそがイーランにハマる理由。
一気に虜になりました。
掴みどころがなく、ひとつの作品で何度もオイシイ俳優さん、なかなかいませんね。
もう、ほぼ完成されてるシューカイと、まだまだ伸びしろありそうなイーラン。
今後は、イーランの成長を見守るのが、ドラマ視聴の楽しみのひとつになりました。
ちなみに、君メロに欠かせない他のイケメンたち。
現代劇は圧倒的に青春群像劇が多い周翊然(以下イーラン)。 「当我飞奔向你的」で注目されてからも「白日梦我」「煥羽」と3つのジャージドラマに出演しちゃう制服王子。 どのドラマも似て非なる男主で、イーランの演技の幅広さを感じ ... ]]>
現代劇は圧倒的に青春群像劇が多い周翊然(以下イーラン)。
「当我飞奔向你的」で注目されてからも「白日梦我」「煥羽」と3つのジャージドラマに出演しちゃう制服王子。
どのドラマも似て非なる男主で、イーランの演技の幅広さを感じさせます。
イーランブレイクのきっかけともいえる「当我飛奔向你」張陸譲役。
張淼怡演じるヒロイン、蘇在在の全身からあふれる愛を、片エクボ笑いで応える譲譲が愛おしい。
譲譲の魅力は、愛くるしく付け回す在在の存在なしでは語れません。
ちょっと物足りなさも残る、完璧でない演技が、より一層初々しさをリアルに映し出します。
寡黙男子からスパダリ化していく過程がたまらない。

ちょっと青さも残しつつ…
前作の譲譲から一変、「白日夢我」では周囲から恐れられている不良少年沈倦役。
心の傷を抱え孤独に生きる阿倦の光となる、転校生ヒロイン林語驚を演じるのは莊達菲。
お互いに支え合いながら成長していくヒーリングロマンス。
張陸譲と比べると、対等に愛を育んでいく大人っぽいキャラで、べったり恋愛を望む人には物足りないかも。
孤独な不良少年からトップ射撃選手へ。
冒頭の鋭い目つきに「殺し屋も似合いそうだな」なんて思っていたら、いい意味でちゃんと銃を持たせてくれるし…。
「早く大人になりたい」少年と大人の狭間で、もがき苦しむ様が、ひしひしと伝わるイーラン特有の内面演技。
的確なアングルで、イーランの魅力を最大限に引き出してくれ、いろんな姿、表情が観られるという点では、一番のお気に入り。

まだまだ、秘めた可能性を感じさせつつ…
愛される譲譲、対等であろうとする阿倦に続くのは、一方的に支えようとする明盛役。
長めの前髪が、阿盛をさらに大人っぽく演出。
張婧儀演じるヒロイン喬青羽を救おうと、これまでにない積極的態度が印象的。
一見、不良のようでありながらも、細やかな配慮でつかず離れず見守る。
複雑な家庭環境ゆえ、惹かれ合うという点では「白日梦我」と近いけれど、女主に邪険にされるという点では、一番せつない役だったかも…
思春期のガラスのような心の葛藤を見事に映し出した、号泣シーンが忘れられない。

どんどん大人っぽくなるも、少年の心を残しつつ…
どの役も三様の魅力を放ちつつ、違和感なく演じ分けるイーラン。
次はどんな姿で魅せてくれるのかと、おかわりしたくなる。
2026年3月Netflix配信の「逐玉」で、人気爆発の張凌赫(以下リンホー)。 個人的には、昨年成長株だったのですから、機熟しての大ブレイクも納得です。 昔から俳優を目指していたタイプではなく、ガチのリケメンだったリン ... ]]>
2026年3月Netflix配信の「逐玉」で、人気爆発の張凌赫(以下リンホー)。
個人的には、昨年成長株だったのですから、機熟しての大ブレイクも納得です。
昔から俳優を目指していたタイプではなく、ガチのリケメンだったリンホー。
大学在学中に、今のマネージャーさんにスカウトされ、まさかの主演デビュー。
コツコツ俳優を目指している、卵さん達の嫉妬の対象になりかねないラッキーボーイ。
ちなみに、デビュー作は「探偵麗女(2020)」。
「演技初心者とは思えない」など、いまだにファンの間では評価が高い作品のようですが、私は原石のオーラもあまり感じられず、即離脱しています…
リンホーブレイクのきっかけといえば、やはり「蒼蘭訣(2022)」。
圧倒的なオーラで、これまでにない高評価だった男主1の王鶴棣に対して、世間知らずの迷える子羊ちゃんのような男主2だったリンホー。

高身長スタイルの良さは、イム・ジュファンを連想させましたが、
「もしかしたらこの先も男主2止まりかも」
「もっとオーラがあったらな」
世間は注目していましたが、私的にはまだまだ残念感のほうが強かったです。
そんな物足りなさを一気に吹き飛ばしたのが、「蒼蘭訣」女主1との実らなかったロマンスを繰り広げる「雲之羽(2023)」。
リンホー演じる宮子羽の成長物語でもあるのですが、話数が進むにつれ自信に満ちあふれ、どんどんオーラを増していく姿は息を呑むほど。

「雲之羽」は「蒼蘭訣」と同じWOWOWで初放送。
その後、主演作がオモシロイほどハイペースで上陸するではありませんか。
こんなに早く確実に上陸する俳優さんは珍しい。
リンホー観るなら、「雲之羽」以降からがおすすめ。
作品選びも上手で、いろんな役をこなす度に上達していく感じ。
毎作新しい姿で魅せてくれるので、そういった意味でも見応えある俳優さん。
休みなく働いているので出演作も多く、すぐに次の新作上陸のニュースが舞い込みます。
怒涛のように新作が上陸した2025年はまさに成長株。
My Journey to You
雲之羽 ~揺らめく愛、刹那の二人~
2024年7月 WOWOW
宫子羽
女主:虞書欣
Tiger and Crane
虎鶴妖師録~九尾の虎と四翼の鶴~
2025年1月? 楽天TV、Amazon Primeなど
祁暁軒
女主:王玉雯
Story of Kunning Palace
寧安如夢(ねいあんにょむ)〜宮廷にふたたび舞い降りる愛〜
2024年9月 WOWOW
謝危
女主:白鹿
The Princess Royal
度華年 The Princess Royal
2025年3月 衛星劇場
裴文宣
女主:趙今麦
Love’s Rebellion
四海重明~恋が光となる、その時まで~
2025年10月 ホームドラマチャンネル
嵇煬
女主:景甜
The Best Thing
素敵な恋の咲かせかた
2025年12月 ホームドラマチャンネル
何苏叶
女主:徐若晗
Our Generation
桜桃琥珀
2025年7月 Netflix
蒋嶠西
女主:趙今麦
Pursuit of Jade
逐玉
2026年3月 Netflix
謝征、言正
女主:田曦薇
Overdo
女主:王楚然
「桜桃琥珀」と「逐玉」は、Netflixでほぼ同時配信。
日本での放送権争いが激化しているようにも思え、関心の高さがうかがえます。
改めてまとめてみると「逐玉」が成熟の時を迎えての上陸なのが、よくわかりますね。
2026年は演技も安定した新作が確実に上陸する安定株なのです。
「十二封信(2025)」 そこまで評価が高いとは知らず、イーラン青春四部作の締めとして視聴するつもりでした。 つらい日々を過ごす男女が、手紙のやり取りで心の拠り所を求める…みたいな物語だと思っていたのですが、実はファンタ ... ]]>
「十二封信(2025)」
そこまで評価が高いとは知らず、イーラン青春四部作の締めとして視聴するつもりでした。
つらい日々を過ごす男女が、手紙のやり取りで心の拠り所を求める…みたいな物語だと思っていたのですが、実はファンタジー。
35年の時空を超えてやり取りされる十二通の手紙のお話でした。
泣けるという情報は得ていたものの、2025年豆瓣、国内恋愛ドラマの中で最高評価を獲得、という事実を知ったのは視聴後。
お約束の家庭内暴力満載でお涙ちょーだいものかと思いきや、どうやらそれだけではなさそう…
話が進むにつれ、つらさに涙というより、心震わすシーンが待っているのだなと期待するも、待てど暮らせど…
気付けばあっけなく最終話エンディング。
1話1通のエピソード構成だとばっかり思ってたし、開けてびっくりのファンタジー。
最終話エピローグがなければ、拍子抜けしたままだったことでしょう。
泣けるか否かはさておき、観終わってまず思ったのは岩井俊二監督「Love Letter(1995)」のオマージュじゃん。
中国や韓国などアジア圏で、今なお愛され続ける名作。

「Love Letter」は、亡くなったフィアンセを忘れられないヒロインが、彼の中学卒業アルバムの名簿にあった、昔住んでいた住所へポスト投函することからはじまる物語。
既になくなっているはずの住所なのに、フィアンセと同姓同名の藤井樹から便りが返ってくるミステリー。
フィアンセの学生時代と現代が、交互に展開。
酒井美紀と柏原崇の「白線流し(1996)」コンビが繰り広げる学生時代が秀逸で、ヒロイン演じる脱アイドル中山美穂の透明感も忘れられません。
一方、「十二封信」は、一通のラブレターからはじまる物語。
大きな赤いポストを通じて、正体不明の未来人とのありえない手紙のやりとり。
男主が手紙の内容に嫉妬したり、過去の秘密の鍵を握る認知症の老人。
そして、主カップルのプラトニックな愛が、痛いほどに感じられる音楽と光の演出。
ファンタジーか否かの違いはあるものの、謎めきを残しつつ、ミステリアスに展開していく姿は、まさに「Love Letter」そのもの。
原作はネット小説のようですが演出も含め、スタッフは明らかに「Love Letter」に影響を受けたに違いありません。
というわけで、興奮さめやらぬうちにと、さっそく「Love Letter」を開封。
公開から30年経って、ストーリーも把握しているのに、こっちのほうが断然泣けるのは何故でしょう。
ちょうど魔翻訳視聴で「十二封信」終盤に差し掛かったあたりで、5月WOWOW上陸の朗報が…
邦題「十二通の手紙」で放送予定とのこと。
昨年の「雲之羽(2023)」張凌赫のように、まだ知名度低めの周翊然で、旋風を巻き起こす気かとも思ったのですが…
実は今年2026年4月、開局35周年の「WOWOW」。
35周年のアーティスト特集をしたり、WOWOWは特集の企画力が昔から素晴らしい。
「十二封信」の35年と「WOWOW」35周年がマッチしたゆえの上陸なんですね。
これまでも岩井俊二の特集を組むことも多かったWOWOW。
「十二封信」は、2026年の35周年に向けて、WOWOWがオファーしたのではと思えるほどに、条件が揃い過ぎている…
2025年公開なのに舞台が2026年設定なのも、唸りたくなるところです。

泣けなかったから、駄作というわけでは決してなく…
物語は1991年と2026年、過去と現代をを行き来するように展開。
特に1991年を演じる周翊然と王影璐の全身全霊の演技なしには語れない。
お初の王影璐は、予想通りの女優さんだったし、何より周翊然のこれまでにない役昇華が素晴らしい。
生死をさまようような戦慄の中、つかの間の恍惚感を抒情的な美しさで映し出す光の演出。

そして2026年の未来の子供たちを演じた鄭合恵子と任宥綸。
まさか、このふたりが出演しているとは思わなかったので、トクした気分。
特に任宥綸は、三枚目的な役しか観たことがなかったので、皆さまの涙を誘ったと思われる眼鏡男子が、とても新鮮でした。
映像美も演出も申し分ないようなのに、何故泣けなかったのでしょうか。
ありきたりのような展開で、過去の秘密が解ける演出がイマイチだったのか…
魔翻訳による台詞の弱さなのか…
あれだけのイーランとインルーの熱演に、言葉はいらない気もしますが…
疑問が残り過ぎるので、WOWOW上陸したら、真っ先に再確認したいと思います。
「宮廷女官 若曦(2011)」と同じ桐華原作であることでも注目されていた作品。 逆ハーレム状態の男主たちが魅力的であるものの、女主は苦手な楊紫(以下ヤンズー)。 前評判の良さに、ちょっと齧ってみるつもりが、初話からテンポ ... ]]>
「宮廷女官 若曦(2011)」と同じ桐華原作であることでも注目されていた作品。
逆ハーレム状態の男主たちが魅力的であるものの、女主は苦手な楊紫(以下ヤンズー)。
前評判の良さに、ちょっと齧ってみるつもりが、初話からテンポも良く予想外のオモシロさ。
ヤンズーは少しずつ苦手克服中でしたが、この作品が突破口になりました。
一度だけの視聴からだいぶ時間も経ち、記憶も曖昧になってきていますが、「長相思」の醍醐味でもある男主4人のランキングと共にまとめてみました。
ネタバレ全開です。
視聴中も意識せざるを得なかった相反するような原題と英題。
「永遠に想い続ける」という意味で、古くから詩の題材として使われてきた「長相思」。
李白も、離れ離れになった愛する人を想う切なさを綴った「長相思」という詩を残しています。
問題は、サブタイトルともいえる英題のほう。
直訳すると「あなたを永遠に失った」
別れや後悔のニュアンスならまだしも、生死を彷徨うような状況に陥ると、男主たちの死別を意識するように。
男主を犠牲にしながら、幸せを掴んでいく物語なのか…
女主が消えてしまうのはありえないので、女主が危機に陥るたびにソワソワ。
「もしかしたら…」という期待と不安を煽る脚本に、秀逸さも感じつつ…
私にとっては、この英題がかなり視聴の刺激になっていました。
「長相思」といえば4人の男主。
誰目線で観るかで大きく印象が変わる物語。
小夭/ 玟小六 楊紫
※男主キャスト表順
男主1:瑲玹 張晚意(以下ワンイー)
男主2:璟/葉十七 鄧為(以下ドンウェイ)
男主3:相柳/防風邶 檀健次(以下ジェンツー)
男主4:豊隆 王弘毅 (以下ホンイー)
馨悦 王禛
阿念 代露娃
第1季(2023)全39話
第2季(2024)全23話
この物語の素晴らしいところは、男主1が持つべきスペックの分散とキャラ昇華の巧みさ。
実は恋沙汰より、4人の関係性も気になっていました。

昏睡状態の時は、まさかこのまま逝ってしまうのか…も過ぎった、塗山一族の長でもある璟。
最終的に璟を選んだのは、小夭への一途な愛もそうですが、全ての人に対して平等な博愛主義だから。
一見、女主の顔色次第のワンコなのに、瑲玹を西炎王にするほどの影の策士。
出しゃばらない璟ですが、瑲玹にあからさまに嫌われても、微動だにしない。
そして、小夭のためなら相柳にも丸裸で会いに行くなんて勇敢過ぎ。
ただの優男のように見えて、実はめちゃくちゃ漢。
相柳にも言う事聞かせちゃう策士ぶりなのに、豊隆とは殴り合いを始めちゃうほどの率直さもあり。
ブロマンスも最高だったけれど、唯一女主に愛された男なんですよね。
塗山一族としては、異母兄の塗山篌、防風意映を失ったともいえますが、やはり豊隆ではないでしょうか。
穏やかな璟が見せた小夭を巡っての豊隆との修羅場は、大好きな名場面のひとつ。
小夭を救う同志としての相柳は、好敵手がいなくなった感じなのかな。
元々執着心がないためか、小夭以外の死には淡白な印象…

身を削るように小夭を救おうとする姿に、毛球も観れなくなるのか…も過ぎった、辰栄軍の軍師でもある相柳。
璟と相柳は、始終常に1位争いをしていました。
常に自他と戦い続けているような相柳。
好きな子をいじめるように小夭と接したり。
冷酷なようで、小夭のためなら瑲玹のもとに乗り込んでいったり。
璟の言うことも聞いちゃう可愛い一面もあったり。
璟とは異なるかたちで母性をくすぐってくる相柳。
冷徹だけど実は損得だけでは動かない。
防風邶としても、軍師としても、人情深い尽くし人。
やっと目覚めた愛を持て余している姿が、せつなくも愛おしかった…
届かぬ愛なら、軍師として全うする相柳もまた漢。
一見、小夭を失ったように見えるけれど、「相柳自身を失った」のほうが正しいのかもしれない。
二役演じたジェンツーが美し過ぎて、失うのが本当に惜しかった。

端から、ランク外にされることも多かった豊隆。
でも、実は豊隆なしでは「長相思」は語れない…
遅めの登場であるものの、登場後はずっと3位。
第1季終了後の3位は、瑲玹があまりにも不甲斐なかったから。
でも、最終的には強い忠誠心が3位に押し上げました。
まさかのあっけない殉職ですが、出番は少なめでも最期のインパクトは偉大。
瑲玹への忠誠心と、妹辰栄馨悦の罪に対する懺悔心でお役目全う。
おちゃめな笑いを誘ったムードメーカーも最期はまさに漢。
「豊隆が失った」より「豊隆を失った」人のほうが多いのでは…
唯一挙げるなら、妹のやらかしで忠臣として裏切る形になってしまった瑲玹でしょうか…
ホンイーもなかなかのエエ男なのに… 無念

まさかの始終最下位だったのが男主1の瑲玹。
最高のジャイアンキャラで、いい加減にして欲しいくらいに辟易。
「長相思」は愛憎劇といわれているけど、男主の中で激しい憎愛は瑲玹くらいだったのでは。
璟が立役者だったのを知らなかったとはいえ、あまりにも態度が横柄。
相柳のような情け深さも見られない。
自分のために豊隆が亡くなった後も、豊隆の思い何処へ、全く態度を改めようとしない。
これだけ周りにお世話になっての西炎王なのだから、もっと周りの空気を読んで、小夭に猪突猛進ではあかんかったはず。
でもこの無慈悲が、西炎王になるための素質というならば、致し方ない。
漢どころか、始終ただただ憐れな男にしか見えなかった。
瑲玹には「愛する者を永遠に失う痛みや切なさ」を感じるべきだったのになぁ…
最後に小夭が璟を選んだことで、やっとわかった瑲玹が男主1である理由。
まさに「小夭を永遠に失い、永遠に愛し続ける」
この条件にドンピシャなのは瑲玹だけ。
本人は失っているつもりはないだろうけれど、阿念と辰栄馨悦の傷つけ方もハンパない。
豊隆を失った時に気付いてよ、と突っ込みたくもなったけれど、そうはさせない脚本力も心憎い。
ワンイーの熱演があったからこそ、嫌悪感も大きかった。

絶対に死別はありえないであろう女主、実は皓翎国の王姫だった小夭。
小夭もまた聡明なようで、恋情に関しては璟しか見えていない…
瑲玹や相柳の思いに微塵も気付いてないけれど、繊細キャラだったらもっとややこしくなっていたはず…
男主たちのキャラが猛烈に輝いていたので、鈍感でも良しとします。
小夭にとっては、瑲玹は変わらず傍にいる哥哥なので、失った感はないはず…
あえて挙げるなら相柳でしょうか…
でも璟とハピエンゆえに、それほど悲しんでいるようにも見えない…

瑲玹には同情しても、正室馨悦のことを良くいう人は極めて少ないであろう…
でも、私から言わせたら似たもの夫婦。
忠臣豊隆を失っても、考え改めず璟へは殺意すら抱く夫。
自身の罪滅ぼしも兼ねた双子の兄豊隆の死も、瑲玹に対するさらなる憎しみにしか変えられない妻。
一番豊隆とも近しく、豊隆の最期から悟るべきふたりなのに、一番豊隆を裏切っているという、しょうもない夫婦。
むしろ瑲玹よりもタチが悪い闇深き憎愛。
瑲玹も豊隆も失い、本当に憐れ過ぎる馨悦。
まだ続きがあるなら、すさんでしまった彼女の心を浄化する男主を頼みます。

かつては馨悦と同じように、小夭を陥れようとさえしていた皓翎国の二王姫阿念。
瑲玹を手放してからの成長が著しく、最後は阿念の姿にかなり癒されました。
なかなか手放せなかった瑲玹。
失うことををプラスに変えられたのは、阿念くらいではなかろうか。
相柳の痛みを一番わかっていたのは、LOSTを立派に乗り越えた阿念だけだったのでは…
俳優さんたちの素晴らしいキャラ昇華があったからこそ、ここまで熱い思いを抱けた愛すべきキャラたち。
正直、女主のロマンスより、男主たちの関係性の方が面白味がありました。
弟子や子供たちをやさしく見守る皓翎国王、孫世代をやさしく諭す太尊の存在も欠かせません。
機会あったら、もう一度観返してみたい秀作です。
大好きな俳優同士の再共演は、テンションが上がりますが、「次もまた観たい」に見事に応え続けているふたり。 20代の頃から、妙に色めき立っていたふたりですが、神世代なんですよね。 1番手ソ・イングク、2番手イ・スヒョクでの共 ... ]]>
大好きな俳優同士の再共演は、テンションが上がりますが、「次もまた観たい」に見事に応え続けているふたり。

20代の頃から、妙に色めき立っていたふたりですが、神世代なんですよね。

1番手ソ・イングク、2番手イ・スヒョクでの共演。
ソ・イングクが高校生役だったのもあってか、イ・スヒョクのほうがヒョンだと思ってました。

ソ・イングクが主カップル、イ・スヒョクはサブカップルで。
ふたりのシーンは、ほぼないに等しかった…
主カップルより、サブカップルの三角関係のほうが気になり、イ・スヒョクの方が光ってた…

「3度目もあったらいいな」は、まさかの映画での共演。
ライバル同士でしたが、終盤のふたりの絡みが笑えるほど楽しくおすすめ。

豪華ゲストのひとりとして、イ・スヒョクが出演。
全く異なる設定で共演し続けるふたり。
5度目の再タッグもありそうですね。
カナ読みでは同じ「ジョウ・イーラン」のふたり。 日本サブスクはカナ表記なので、ふたりの主演作がごちゃ混ぜで表示されてちょっと混乱。 仮名では、同セイ同メイでも性別が異なる女優さんと俳優さんです。 ジョウ・イーラン 周依然 ... ]]>
カナ読みでは同じ「ジョウ・イーラン」のふたり。
日本サブスクはカナ表記なので、ふたりの主演作がごちゃ混ぜで表示されてちょっと混乱。
仮名では、同セイ同メイでも性別が異なる女優さんと俳優さんです。

| ジョウ・イーラン |
| 周依然 |
| 女性 |
| 1996年10月30日生 |
| 重慶市出身 |
| 新生 私の阿勒泰 タマシイ・トレード! |

| ジョウ・イーラン |
| 周翊然 |
| 男性 |
| 2000年11月22日生 |
| 重慶市出身 |
| 灼灼風流 流星ロマンス それでも僕らは~チャオ家の軌跡~ 君の笑顔にメロメロ |
周翊然は、方翔銳(ファン・シャンルイ)という芸名でアイドルデビューしていて、その後改名しています。
ふたりとも慶重市出身なのが興味深いですね。
「双軌(2025)」が公開され話題となっていた何与。 全然気にしていなかったけれど、違う作品をおすすめされて検索してたらば、なんと「恋恋江湖(2019)」のぽっちゃりイケメン愛徳御書ではないですか。 当時のクレジット名は ... ]]>
「双軌(2025)」が公開され話題となっていた何与。
全然気にしていなかったけれど、違う作品をおすすめされて検索してたらば、なんと「恋恋江湖(2019)」のぽっちゃりイケメン愛徳御書ではないですか。

当時のクレジット名は【何宜谦】
どうりでその後、検索しても出てこないわけですな。
確かに当時も、何宜谦で検索したら何与の名前が出てきて、なんで名前違うの??と思った記憶が…
その後、このイケメンは何処へって感じでしたが、今なら「何与=何宜谦」で情報がいっぱい出てくる。
この数年で、私のような華流ファンがかなり増えてるってことですよね。

同一人物なんで、あたり前なんですが、愛徳御書の面影がありますよね。
ソ・イングク系と思っていたけど、今ならソン・ガンの方がしっくりくるかも。
いずれにせよ艶めきがヤバい。
この事実、びっくりもしたけど、今も活躍していることを知った喜びのほうが大きかった。
また、楽しみが増えましたな。
脚本家パク・ジウンとキム・スヒョンって、3度タッグを組んでるゴールデンコンビ。 毎度、キム・スヒョンを知り尽くしてるなって感心する。 アジア旋風を巻き起こした大ヒット作。 出演を渋るチョン・ジヒョンの説得に、映画「10人 ... ]]>
脚本家パク・ジウンとキム・スヒョンって、3度タッグを組んでるゴールデンコンビ。
毎度、キム・スヒョンを知り尽くしてるなって感心する。

アジア旋風を巻き起こした大ヒット作。
出演を渋るチョン・ジヒョンの説得に、映画「10人の泥棒たち(2012)」でも共演したキム・スヒョンがひと役買ったとも。
チョン・ジヒョンは14年ぶりのドラマ復帰で、2014年の第50回百想芸術大賞テレビ部門「大賞」を受賞。
その後、パク・ジウンとは「青い海の伝説(2016)」でも再タッグ。
パク・ジウン、キム・スヒョン、チョン・ジヒョンのゴールデントリオで、もう一度ドラマやってくれないかなって悲願。

当時は駄作で残念って思ってたけど、最近観なおしたらば、めちゃオモシロイ作品だった。
「星から来たあなた」ト・ミンジュンと正反対キャラのスンチャン。
しかも主演俳優確立されてるキム・スヒョンをあえて2番手に…
これができるのは、パク・ジウンくらいしかいない、きっと。

このキム・スヒョンのカメオ出演を含めると4度タッグを組んでいることになりますが…
映画「シークレットミッション(2013)」のドング役をそのまま採用したようなカメオ。
キム・スヒョンのカメオ出演させるために、「愛の不時着」書いたのか…
そんなわけはないだろうけど、それくらいキム・スヒョンへの愛を感じた。

今度は、キム・スヒョン最大の武器である涙をテーマに、左薬指に指輪まではめてきて…
もう感服。
「太陽を抱く月(2012)」フォンの号泣シーンが、韓ドラ入りのきっかけになっている身としてはノックアウトですよ。
私の中では「キム・スヒョン=涙俳優」だったのですから。
韓国ドラマを観ていると、たまに登場する岩井俊二監督「Love Letter(1995)」。 当時の韓国での人気ぶりがうかがえます… 岩井作品には大きな衝撃を受けたので、韓国での大ヒットも当然だろうと思いながらも、何故これ ... ]]>
韓国ドラマを観ていると、たまに登場する岩井俊二監督「Love Letter(1995)」。
当時の韓国での人気ぶりがうかがえます…
岩井作品には大きな衝撃を受けたので、韓国での大ヒットも当然だろうと思いながらも、何故これほどまでに人気があるのか疑問もありました。
そんな私の疑問を一気に解決してくれたのが、先日放送された
2026/1/28 初回放送
NHK BS「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」
~ 韓国を席巻! 映画『Love Letter』の衝撃 ~
岩井美学や韓国人気だけでなく、「Love Letter」における女優中山美穂に関する疑問も一気に解けた素晴らしい番組でした。
韓国での正式公開は1999年で、動員数は140万人以上。
ひと足先の1997年香港返還にばかり注目して、香港映画ばかり観ていたけれど、韓国もまた日本文化の段階的開放がはじまった時期でもあったのですね。
ウォン・カーウァイだけでなく、岩井俊二もお国の影響があったのは意外でした。
韓国では海賊版が出回り、公開前からかなりの若者たちが観ていたそう。
1995年公開のミニシアター作品が、なぜここまで韓国の人の心をとらえたのか。
「JSA(2000)」「シュリ(1999)」などが人気の主流だった韓国にとって、ノスタルジックで心があたたまる岩井美学は、私以上に衝撃的だったことでしょう。
今も色褪せない独特の映像美も、何度観ても心洗われます。
個人的に韓国人気と同じくらい気になっていたのが、中山美穂のヒロイン起用。
アイドル時代の黒髪ロングの印象が強かったミポリンが、ショートヘアで登場する「Love Letter」。
その姿に、脱アイドル、女優としての意気込みを感じていました。
番組では、まさにその部分にも触れられていて、私の長年の疑問も解消。
岩井監督をはじめ、共演したことがあるキム・ジェウク、妹の中山忍のインタビューもあり、とても貴重で興味深いものでした。
当時まだ24歳だったとは…
この作品、ミポリンなしでは語れません。
「お元気ですか」
韓国では知らない人はいないとも言われた日本語。
「拝啓、藤井樹様」
からはじまり
「お元気ですか、私は元気です」
いまや天国のミポリンに向かって叫びたい名台詞。
番組放送中も、このシーンを観ただけで目頭が熱くなり、ボロボロ泣けてきました。
世界20か国以上の国や地域で公開され、今なお愛され続ける名作。
2025年1月の計9回目となる韓国リバイバル上映では、観客動員数10万人を突破、今なお20代の若者たちにも人気があるそう。
これまでも何度も観たけれど、これからもきっと何度も観たくなるはず。
1995年公開から30周年の2025年、日本でも4Kリマスターされ上映。
4Kリマスター版のエンドロールには
Dedicated to the memory of Miho Nakayama and our filmmaking fellows in heaven.
中山美穂さんと天国にいる映画製作仲間たちの思い出に捧げます
岩井俊二監督との最高のパートナー、「光のマエストロ」篠田昇カメラマンが偲ばれ、また胸が熱くなりました。
はじめて「Love Letter」に出会った衝撃、いまでも忘れられません。
岩井監督と「東京日和」で監督兼主演をつとめた竹中直人氏との対談もよろしければ…
「東京日和」もミポリン主演の素敵な作品ですよ。