『幸せのレシピ~合い言葉はメンドロントット』キスシーン感想
幸せのレシピ~合い言葉はメンドロントット(全16話)
맨도롱 또똣
Warm and Cozy
MBC 2015
日本初放送:KNTV 2015年8月
IromegaR評価
ストーリー
キスシーン
ケミストリー
演出:パク・ホンギュン
脚本:ホン・ジョンウン、ホン・ミラン
出演:ユ・ヨンソク、カン・ソラ、イ・ソンジェ
ここから先は超ネタバレのためご注意下さい
「幸せのレシピ~合言葉はメンドロントット」感想
キャスト
ユ・ヨンソク(ペク・ゴヌ役)
クールな役どころも悪くはないけれど、まさに「こんなユ・ヨンソクが見たかった」のゴヌ役。
母親と恋人の愛情すべてをジョンジュに求めるゴヌは本当に愛くるしい存在。
嘘はつけないのにジョンジュへの気持ちだけは素直に認めないゴヌでしたが、小さい頃から愛情不足のゴヌなので、恋が実ることより終わる事への恐怖心で、一歩踏み出せなかったのかもしれません。
ジョンジュの事になると正気でいられない、母性本能をくすぐられる主演の大抜擢でしたが、演技力を買われたユ・ヨンソクなしでは考えられないほどのゴヌ度でした。
憎まれ口を叩いたり、認めたくないジョンジュへの想いとは裏腹にキスしてしまう悪い唇は、ユ・ヨンソクのチャームポイントがうまく生かされた演出でした。
カン・ソラ(イ・ジョンジュ役)
キャラクターのせいか若さを感じたユ・ヨンソクに対し、数年前の作品なのに今と全く変わらない美しさに驚いたカン・ソラ。
キム・テヒに似ているといわれる彼女ですが、聡明感も相変わらずなのに、見事にゴヌのマイペースに振り回される様は、新たなカン・ソラを見ているようで新鮮でした。
「ゴヌ」「ジョンジュ」と名前呼び合うだけでも、お互いの愛おしさがあふれ、ケミのよさを感じる2人でした。
イ・ソンジェ×キム・へシル
独特の言い回しとダンディズムが素敵なイ・ソンジェ。
母親役のイメージが強いキム・へシルも花嫁姿など女性としての美しさも存分に披露されていました。
2人の大人のキスシーンも美しかったです。
メンドロントットの中和剤プンサン役のジニョン(B1A1)、村長役のキム・ソンオやイ・ハヌィのコミカル演技も見どころの1つでした。
演出×脚本
「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」のスタッフということで注目度が高かった今作。
ホン姉妹にはコン・ユのよさを生かしきれない「ビッグ」のキャスティングで裏切られましたが、今回も最初に候補に挙がっていたキム・ウビンやピ(RAIN)だったらば、ここまでハマらなかったかもしれません。
友達以上恋人未満で駆け引きする脚本は悪くはなかったですが、それ以上にユ・ヨンソクのやんちゃ度と、カン・ソラの美しさなしでは見られなかった作品。
主演のキャスティングが左右したといっても過言ではありません。
変わりやすい済州島の天気での撮影は大変だったと思いますが、その甲斐あってキレイな海がうまく映し出され、思わずロケ地に行きたくなるような描写も魅力のひとつ。
ホン姉妹作品「主君の太陽」のソ・ジソプ、「応答せよ1994」でユ・ヨンソクと共演したソン・ホジュン、コ・ギョンピョ、JYJジュンスの愛犬シャキなどのカメオ出演も話題となりました。
「幸せのレシピ~合言葉はメンドロントット」キスシーンまとめ
ユ・ヨンソク カン・ソラ
(ゴヌ×ジョンジュ)
10話キス
ゴヌにはもう揺るがないと虚勢を張るジョンジュにするキス。
心から追い出されまいとするちょっと必死なゴヌと、やはり揺らいでしまうジョンジュ。
11話キス
レストランも自分もこれまでと変わらずにジョンジュのものであって欲しいゴヌのはんこキス。
わがままを許してくれるジョンジュにずっと愛されたいゴヌが可愛すぎます。
13話キス
飲み会での悪ふざけで、意図に反して村長の頬にポッポしてしまうジョンジュ。
目の当たりにしたゴヌがする嫉妬キス。
ジョンジュが村長と仲良くするのが許せない、幼稚なゴヌもまた可愛い。
最終話キス
クールに装いながらも始終ジョンジュにときめいているゴヌ。
これまでのキスもずっと相思相愛キスではあったけれど、はじめてジョンジュへの思いを口にしてのキス。
大きな手で包み込みながら、2度口づけるキスはユ・ヨンソクの十八番ですね。