チソン×キム・ミンジョンの再共演が注目されていましたが-『悪魔判事』キャスト感想

『悪魔判事』キャスト感想

キャスト評価 

ネタバレにご注意

チソンの最新作が決定したとはいえ、相手がキム・ミンジョン
判事ものという点でも、正直イマイチ乗り気ではなかった作品。

「ミスターサンシャイン」が印象的、どことなく工藤夕貴を彷彿させるキム・ミンジョンは、嫌いな女優さんではないのですが、チソン相手役となると話は別。

過去にふたりは「ニューハート」というドラマで、恋人同士として共演していようで、ケミのよさを知る人にとっては、待ち望んでいたような再共演だっただろうに、イ・セヨンが苦手で完走できなかった「医師ヨハン」の前例があるからこそ、慎重にならざるを得ない視聴。

いざ始まってみると、キム・ミンジョンの過剰演技に、ちょっと辟易するも、見事な阿吽の呼吸に、よい意味で裏切られました。

再共演あっての絶妙な空気感だったと思われますが、ジニョンパク・ギュヨンもまた「マジック学校」以来の再共演。
あの頃は老け顔が仇となっていたようなジニョンも、いまは落ち着きある大人の男を演じるにはぴったり。
「マジック学校」の清楚さはどこへやら、いまやカメレオン女優と化したパク・ギュヨンも、また新たな一面を見せてくれました。

俳優としても大成長しているふたりが、どんなケミを見せてくれるかも楽しみにしていましたが、ガールクラッシュなスヒョンと、穏やかなガオンの愛の形は独特で、一途な姿に何度涙したことか。

そんなふたりを優しく見守るはずだったアン・ネサン
主人公たちの良き理解者役が多かったのに、最近は悪役が多過ぎて油断ならぬ存在に。
チャン・ヨンナムチュ・ソクテチョン・インギョムらをはじめ、悪役たちの安定した演技はさすがといった感じ。

元RAINBOWジェギョンは、これまでコミカルな役が多かったけれど、シリアスな判事もよく似合う。
チョン・ジヒョンのような華やかさと、抜群の演技センスを兼ね備えているので、主演がもっと多くてもよいのにと見るたびに思ってしまう。
今なら「高潔の君」とはまた違った大人のジェギョンがみられるはず。
ゆえに、今春公開の主演映画「最初の恋、最後の恋人」は、本当に楽しみ。

ヨハン少年役のムン・ジウンは、勝手にポストナム・ダルムと呼んでいるほど、幼い頃の彼に似ている気がしますが、子役がどんどん育っているのも韓国ドラマの魅力。
最近は、イエリア役のチョン・チェウンのような、美しく目を惹く一重女子も増え、女優さんの傾向にも変化がみられる気がします。

そして、なにより主演チソンのオーラが相変わらず半端ない。
穏やかさの中にある凶暴さと優しさは、「悪役はやらない」という公言に懐疑心を抱くほど。
あの澄んだ瞳に潜む魔力を、今作でも十二分に見せつけ、見事にジェットコースター脚本を演じ切っていました。

「ヴィンチェンツォ」「模範タクシー」「悪魔判事」と、2021年はダークヒーローたちが輝き過ぎ。

「MINE」イ・ボヨンも素晴らしかったけれど、後番組「悪魔判事」チソンも素晴らしい。

ふたりとも撮影時期が重なり、育児との両立は大変だっただろうに、これだけの作品を残せるなんて、本当にすごい夫婦だと思う。

次作は、一人二役で双子を演じる「アダマス(仮題)」。
「キルミー・ヒールミー」の前例があるので、期待せずにはいられないですね。

2021年11月Mnet日本初放送

CAST

Posted by fan