『ボーイフレンド』キスシーン感想
ボーイフレンド(全16話)
남자친구
tvN 2019
日本初放送:Mnet 2019年3月
IromegaR評価
ストーリー
キスシーン
ケミストリー
演出:パク・シヌ
脚本:ユ・ヨンア
出演:ソン・ヘギョ、パク・ボゴム、チャン・スンジョ
ここから先は超ネタバレのためご注意下さい
「ボーフレンド」感想
パク・ボゴムと先輩ソン・ジュンギの妻でもあるソン・ヘギョとの共演。
前作でも話題となった2人ゆえに夢の共演ともいえますが、やはりプライベートの関係が頭をよぎり、あまり落ち着いて視聴することができていなかったかもしれません。
キャスト
ソン・ヘギョ
演技が下手なわけでもなく、キレイな泣き顔に感動させられるのですが、なぜか共感できない不思議な女優ソン・ヘギョ。
結婚のきっかけとなった前作「太陽の末裔」モヨン役は、これまでとは違った輝きで初めてキレイだと思えたのですが、それはソン・ジュンギ効果だったようで、今回もやはりイマイチでした。
「太陽の末裔」の次作が、夫の弟分パク・ボゴムとの共演というのは、話題性はあったものの個人的は怖いもの見たさ。
ソン・ジュンギの妻でなければもっと自然に視聴できたのかもしれませんが、スヒョンとジニョクの仲が深まるほどに、微妙な気持ちにさせられたのは私だけでしょうか。
「プライベートなど関係なく、好演技で魅せてくれればよし」派ですが、今回はさすがに割り切って見られなかったですね。
しかも、視聴中にまさかの離婚で、いわく付きの作品となってしまいました。
悲劇のヒロインが似合う女優さんで、今回も涙なしではみられない作品でしたが、愛に飢えたトラウマの根深さを感じているつもりでも、後半は実は誰よりも愛されているのに、素直になれないスヒョンにちょっとイラっとする場面も。
主演の2人は美男美女でハマりなんだろうけれど、最後までぎこちない感じが拭えないままでした。
悪くはないんだけど、お互いに違う相手役だったら、もっとしっくりきたようにも感じました。
特にスヒョン役は、パク・ボゴムとほかの女優さんで見てみたかったですね。
パク・ボゴム
スヒョンを愛する一般家庭の長男ジニョク役のパク・ボゴム。
始終スーツ姿が多く、格差など気にしない好青年は、等身大のパク・ボゴムのようでした。
「雲が描いた月明かり」に引続き、感情のこもった好演技で思わず応援してしまいたくなる役どころ。
まっすぐなようで、しっかり周りも見えている、すべて受け入れる愛とはこういうことなのかと思わずにはいられない。
スヒョンと対照的なしっかり愛されて育っているゆえの愛し方がたまらなかったですね。
待望の歌手デビューもしているパク・ボゴム。
劇中の歌唱力は微妙ですが、大人のラブストーリーもこなせる成長ぶりに今後も期待です。
演出×脚本
台詞なしでOSTでたっぷり見せる撮り方はアン・パンソクっぽく感じましたが、演出は「嫉妬の化身」などのパク・シヌ。
最近はキレイな映像の海外ロケが多いですが、映像がキレイであればあるほど、個人的には2人の違和感が際立ちました。
脚本は「タンタラ」などのユ・ヨンハ。
悲劇のヒロイン、スヒョンをとりまく愛の物語ですが、実は劇中では誰よりも一番愛されている女性でもありました。
ジニョクは確かにイイ男なんだけれど、それ以上にスヒョン父役のムン・ソングン、運転手役のコ・チャンソク、元夫役チャン・スンジョの三人三様の愛し方に魅せられました。
特にウソクなんてむしろスヒョンよりも愛に飢えた男で、ゆがんだ愛情表現するしかない一番強くも哀れなキャラ。
初ドラマ出演、ヘイン役のチョン・ソニの秘めた愛、つぶ貝屋デチャンのまっすぐな愛など、実は主演の2人よりも気になるような、いろんな愛の形がとっても丁寧に描かれていました。
最後までペースを乱すことなく、とっても素敵なストーリーだったゆえに、やはりヒロインのキャスティングが残念な感じ。
ソン・ヘギョの離婚原因に報道されるなど、いろんな意味で複雑な涙なしでは見られない、ヒューマンラブストーリーでした。
「ボーイフレンド」キスシーンまとめ
パク・ボゴム ソン・ヘギョ
(ジニョク×スヒョン)
8話キス
仮面舞踏会でのファーストキス。
ひそかに誰かに気付かれそうな究極のオフィスラブキスです。
9話キス
映画館デート後、バスターミナルでジニョクからのお別れのキス。
無邪気なジニョクが微笑ましいシーン。
10話キス
ホテルの交渉がうまくいったキューバの夜での濃厚キスシーン。
11話キス
屋台で酔いつぶれて寝たふりするスヒョンへポッポ。
回想シーンでは酔ったスヒョンがジニョクにキスするシーンも。
13話キス
ホテルで密会しながらのおふざけご褒美キス。
最終話キス
雪の日の復縁キス。
「ボーイフレンド」OSTも聴き放題
OST 配信リスト
Sponsored Links