まばゆいほどに荘厳で優美な愛を描く-『ポッサム』ストーリー感想

「ポッサム」ストーリー感想

ストーリー評価 

ネタバレにご注意

演出は、チョン・イルも一緒に仕事をしてみたかったという「パスタ」「甘くない女たち」のクォン・ソクチャン監督。

序盤から美しい映像に魅せられましたが、キャストのらしさを最大限に生かす演出に、始終目を奪われました。

重くせつない展開の中、台詞なしでの絶妙な間合いで、個々の持つオーラをとらえ放つのは、まさに神業。
特にメインの3人は、新たな一面が存分に引き出されていました。

CGやワイヤーアクションで無理に飾り立てず、崇高なプラトニックさで描くロマンス史劇は、かつてのスタンダードな安心感と懐かしさ。

静の中にも感じ取れるしなやかな強さを、丁寧に描かれながらも、飽きさせることなく絶妙に繰り広げるテンポとクリフハンガー。

予測可能な展開でさえ、意表を突く演出力に、ただただ脱帽。

愛、友情、復讐など、時にコミカルに、運命の絆、因縁をうまくまとめ上げたのは、「それでも青い日に」「産後ケアセンター」の脚本家キム・ジス。

あまりなじみない脚本家さんですが、演出と相まって高視聴率だったのも納得のウェルメイドドラマでした。

STORY

Posted by fan