ワイルドチョン・イルと可憐なユリに癒される-『ポッサム』キャスト感想

『ポッサム』キャスト感想

キャスト評価 

ネタバレにご注意

コロナパンデミックの反動で、怒涛のように公開される2021年時代劇の中でも、あまりピンとこなかったのですが、野趣あふれるチョン・イルが気になって視聴しはじめたらビンゴ。

除隊後の初主演も「ヘチ」、「ポッサム」は5作目、チョン・イルといえば時代劇といえるほど、本当にオファーが多いですが、これだけ時代劇をこなせるってすごいこと。
とはいえ、チョン・イルの時代劇は「太陽を抱く月」以来でしたが、比べ物にならないほどに勇壮なたたずまい。
除隊してから、ますますやわらか雰囲気イケメン度が伸び伸びしていますが、ひげ面ゴロツキバウにもハマるハマる。

「王女の男」のパク・シフ演じるブラックユンスのごとく、二役演じているかのように前半と後半でガラリと雰囲気が変わりますが、正装になってからはガッカリするほどに、アウトローバウが似合っていました。

ヒロインは平民姿も美しい、気品あふれる翁主役ユリ
ユリもまた翁主とスギョン、二役のような複雑な役どころでしたが、男装姿も披露したり、剃髪姿も披露しかねないほど、盛りだくさんの時代劇初主演。
まばゆいほどの華はないけれど、違和感なく役に溶け込んで、いつの間にか惹き込まれる不思議な存在感を持つ女優さんですが、相手役とのケミがよいのも特徴。
言葉を交わさずとも通じ合うバウとスギョンの空気感は、このふたりだからこそ成しえたもの。

また違ったかたちで、ケミを見てみたいと思えるほどに、お似合いだったふたりですが、なんと早くも「グッジョブ」で再共演が決定。
ラブコメっぽいので、次はどんなケミをみせてくれるか今から楽しみ。

そして、そんなふたりの本当の子供のようなチャドルこと、コ・ドンハ
現場でもムードメーカーだったようですが、チョン・イルの父親姿も新鮮過ぎました。

複雑な生い立ちで、実は一番かわいそうな境遇なのではないとさえ思える、ヒョンスことイ・デヨプ
イマイチ冴えない印象だったので、これほど研ぎ澄まされたオーラを放出できることに驚き。
バウとスギョンと同じくらい、バウとヒョンスのブロマンスには、心打たれました。

「賢い医師生活」「39歳」のチョン・ミドのごとく、「哲仁王后」とは立場逆転の光海君キム・テウ
「奇皇后」ワン・ゴがいまだに抜けないスギョン元舅イ・ジェヨン、家兵ユン・ジュマンの悪役名コンビ。
「甘くない女たち」の監督と再タッグのヒョンス母ミョン・セビン
同じ監督ご縁であろう、チョン・ヨンジュラ・ミランのカメオも楽し。

オンマ女優としても活躍中のスギョン母ソ・ヒジョン、キム尚宮ソン・ソンミ
スギョンのお付き尚宮シン・ドンミ、相変わらずコミカル担当のチュンベことイ・ジュンヒョク

中高年カップルのキスシーンが多いのも韓国ドラマの面白さですが、主演を差し置いてのチョ尚宮とチュンベのキスは貴重でした。
史劇でも、大胆な尚宮のロマンスを目にする機会が増えたのにも、時代の流れを感じます。

バウ母チョン・ギョンスン、最近時代劇でよく見かけるバウ妹キム・ジュヨン
バウの元妻ソン・ユンソンさえ美しく見える、キャストを活かした演出力が光る、古き良きロマンス史劇でした。

CAST

Posted by fan