『ただ愛する仲』キスシーン感想

2019-01-16

ただ愛する仲(全16話)
그냥사랑하는사이
Just Between Lovers
2018 JTBC
日本初放送:衛星放送 2018年2月

U-NEXT
2018年11月独占配信開始

IromegaR評価
ストーリー 
キスシーン 
ケミストリー

演出:キム・ジンウォン
脚本:ユ・ボラ

出演:ジュノ(2PM)、ウォン・ジナ、イ・ギウ、カン・ハンナ

ジュノに惚れ込んだ監督と「秘密」の脚本家による2PMジュノ初主演作
つらい過去を抱えた二人が再会することで繰り広げられる再起ロマンス
決して華やかとはいえない淡々とした展開の中でも光る、ジュノの表情とウォン・ジナの美しさに最後まで惹きつけられる秀作

 

ここから先は超ネタバレのためご注意下さい

「ただ愛する仲」感想

テギョンが不在の中、チャンソンと共にドラマ界をざわつかせていた2PMのジュノ。
「キム課長」での演技力が評価されていたジュノを一目見ておこうってな軽い気持ちで、あまり期待もせずに見始めたのですが、これがドハマり。

キャスト

ジュノ
2PMの中でもあまり特徴がなく印象が薄いと思っていたジュノですが、赤い傷を際立たせる吸い込まれるような白い肌と時折見せる笑顔。

「揺れながら咲く花」のイ・ジョンソクを彷彿させるたまらないビジュアルであることが判明。
ガンドゥ役がハマリ過ぎて、監督も予想以上だったのではないでしょうか。

寡黙で表情も乏しかったガンドゥが、少しずつムンスに心を開き変化していく様は見事でしたね。
次はどんな表情をみせてくれるのかと、毎回期待せずにはいられませんでした。
結構なキザ台詞もさらりと言ってのけるのも素敵でした。

ウォン・ジナ
ヒロイン、ムンス役のウォン・ジナがまたイイ。
一見苦手女優スエに似ていると思ったのですが、飾らない中に光る美しさが隠しきれない感じで、ジュノとのケミを一層輝かせていました。

監督が演技力を信頼し、あまり深く考えずにキャスティングされたジュノと、120人の中から選ばれたウォン・ジナ。

イメージがピッタリ過ぎて、抜群のケミを放っていた2人にとっても記念すべき初主演作となったのではないでしょうか。

メインの2人以外もベテランから若手まで、とにかくキャスティングがイイ。

ナム・ダルム×パク・シウン
「六龍が飛ぶ」にも出演してたガンドゥとムンスの少年少女時代を演じた2人。
ナム・ダルムは時代劇の印象が強過ぎて「トッケビ」では気付かなかったくらい。
声変わりもしてどんどん大人っぽく、可愛らしい子役からカッコいい青年へと近づいている感じ。

パク・シウンは、「六龍が飛ぶ」と同じく痛々しい役で、今回もまた悲劇的かと不安に思ったのですが、素朴さの中に光るものがあるウォン・ジナと見事にリンクするキャスティングでした。

イ・ギウ×カン・ハンナ
イ・ギウははじめて見ましたが、イム・ジュワンを彷彿させる長身のイケメン。
カン・ハンナ演じるユジンも嫌な女と思いきや、事故の被害者の1人でもあって。
思い合ってもいても一緒になれないジュウォンとユジンの関係も見どころの1つでした。

テ・イノ×ユン・セア
悪役の印象が強い2人ですが、生い立ちに疲弊するユテクにしだいに惹かれていくマリ。
脚本家ユ・ボラは、心の弱さを表現するのも本当に上手です。

アン・ネサン×ユン・ユソン
美男美女カップルのムンスの両親。
恋愛ものを演じて欲しいくらい大好きな2人ですが、2人の関係としてはサッドエンドで残念。
最近では「ショッピング王ルイ」の印象が強く、可愛いキレイなイメージのユン・ユソンが、ムンスの母親役を演じるのは心外でしたが、今までにないとっても素敵な演技でした。

パク・ヒボン×キム・ミンギュ
ムンスの友人漫画家と助手の恋。
キム・ミンギュはイ・ヒョヌとそっくり。
パク・ヒボンは、どこかほっとする名脇役です。

ナ・ムニ、キム・ガンヒョン
最期までガンドゥを支えるばあさんナ・ムニはハマり役過ぎ。
ガンドゥの弟分キム・ガンヒョンも演技の幅が広い役者さんですね。

キム・へジュン、パク・ギュヨン
ガンドゥの妹役のキム・へジュンは、「浪漫ドクター キム・サブ」「ひと夏の奇跡」と最近よく目にする女優さんで気になる存在です。
ムンスの同僚役のパク・ギュヨンも「ソロモンの偽証」「マジック学校」など、チョイ役でも印象深く、今後期待したくなる女優さんです。

演出×脚本

愛と復讐劇で高視聴率をたたき出した「優しい男」の監督と「秘密」の脚本家ユ・ボラのコンビというのも納得の仕上がり。
2作とも復讐劇であるものの、主演のケミのよさで素敵なラブストーリーとしての印象が強かったので、どんなふうに2人が距離を縮めていくのかも楽しみでした。

序盤は「秘密」のように胸が苦しくなり不安と期待が入り交じりながらの視聴。
復讐劇になりそうでならない、皆が被害者でもありながら加害者でもあるゆえに、事故に関わった人間ほど謙虚な人格者だったり。

過去の真相が少しずつ明らかになりながら、少しずつ心開いていく2人。
過去の傷を抱えて生きる人々の心理描写が本当に素晴らしい。

事故の原因がガンドゥの父にあることを知ったムンス、父の死の要因の一つがムンスの父であることを知ったジュウォン、傷つきながらもジュウォンを一途に思わずにはいられないユジン、自分らしく生きられずマリに愛を求めるユテク。

自分を責めながらも自己防衛し、幸せになることをどこか恐れながら暮らす人々。
何事もなかったように暮らす日常で、ふとした瞬間に事故のトラウマがよみがえる怯えた生活。

何気ない台詞に秘められた思いの重さにドキリとさせられ、淡々と進んでいるようで、最後まで目が離せないストーリー展開に、毎回ただただ脱帽していました。

いろんな名言を絶妙な言い回しで演じてくる俳優たちがまたイイ。

最期までペースを乱さずに視聴者を引き込み、キャラクター1人1人にもれなく愛情を注いでいる丁寧な脚本はさすがでした。

そして、ジュノの表情を最も美しく見せる見事な角度でとらえられるカメラワーク。
「優しい男」のソン・ジュンギを美しく飾ったキム・ジウォン監督は、ジュノを撮りたかっただけに、彼の魅力を最大限に引き出す見事な演出。
この作品を見ただけで、ジュノに大ハマりする女性も多いはず。

ガンドゥの人間としての大きさを表すかのように、大きな身体で小さなムンスに接する印象的な描写も多く、静かながらもあっという間に過ぎる魔法の時間。

最高のスタッフとキャストで、2018年の作品の中でも上位にくる秀作です。

「ただ愛する仲」キスシーンまとめ

ジュノ  ウォン・ジナ
(ガンドゥ×ムンス)

第6話キス
ムンスが泥酔した勢いでガンドゥにする感謝と告白じみたキス。
気持が抑えきれないムンスがとても可愛く、ジュノの表情もとってもイイ。
しっかり者も甘えん坊も無理なく演じられるウォン・ジナ、映画界の期待のホープというのも頷けるし、ムンス役に抜擢された理由がわかるようなシーンです。

第12話キス
風邪のムンスを見舞ってのガンドゥからのキス。
とってもキザな台詞もサラリと言ってのけるジュノに驚かされました。
ムンスの母に見つからないよう警戒するスリルと2人の甘さがたまらない名場面です。

第13話キス
母と喧嘩して家を飛び出したムンスをなだめるようなガンドゥの優しいキス。
もし事故が起きていなければ…の描写もあり、幸せそうなジュウォンとユジンの姿も印象的なシーンです。

最終話キス
初夜の三段キスなどキスの嵐だった最終話。
6話のムンスのキスの真相が明かされたりと、最終話に序盤を振り返るユ・ボラの脚本は、好きな手法の1つですね。
今までにない爽やかな2人に心温まりながら迎えるラストキス。

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Posted by fan