キム・テリがまさかの年下女子高生ー『二十五、二十一』キャスト感想

『二十五、二十一』キャスト感想

キャスト評価 

ネタバレにご注意

「WWW」の監督、脚本家の再タッグということで、制作決定から楽しみにしていた作品。

しかも、主演はキム・テリナム・ジュヒョク
恋愛もののイメージが滅法薄いキム・テリとナム・ジュヒョクの青春ロマンスに期待が高まりましたが、いざ蓋を開けたらば、まさかのナム・ジュヒョク年上設定、しかも高校卒業済み。

ナム・ジュヒョクといえば「恋するジェネレーション」の制服のイメージが強かったのですが、改めて振り返ると意外に大学生役ばかりで、制服姿ってあまりないんですよね。
かなり長い間、高校生役を続けたソン・ガンとは大違い。
ゆえに今回の劇中での制服姿はとっても貴重だったわけですが、何でしょ、この違和感のなさ。

そして、絶対に制服が似合う年齢ではないはずなのに、ナム・ジュヒョクと同じくらい違和感がないキム・テリ。
監督は「ミスターサンシャイン」も演出していますが、清楚なエシンとは対照的なヒドには驚かされたのでは、と思うくらいのカメレオンぶり。
ガニ股歩きは、ユリムとの正反対ぶりを表すのに一役買っていたし、何より台詞回しが絶妙。
高校生とは思えない落ち着きあるヒド名言生声が、イジンに響かないわけがない。

役では年上のナム・ジュヒョクでしたが、ヒドに対するヌナを見つめるようなイジンの視線には、年下男子ぶりも垣間見れました。
童顔なのにアンカーもしっかりこなす男らしさも健在。

ケミが想像しがたいキャスティングが多いふたりですが、今回も見事にさらりとこなしていました。
ヒドとイジンの独特の空気感は唯一無二。

ヨジャドルはあまり詳しくないけれど、孝行娘でフェンシング界の女神、ユリム役の宇宙少女のボナのガールクラッシュぶりも素晴らしかった。
見るたびに雰囲気が異なるので、女優さん向きなのかもしれません。

WEBドラマでお馴染みのチェ・ヒョヌクは、顎ラインが丸くなって劣化したようにも感じたけれど、ちょい悪どころか一途にユリムを愛する独特なジウンには、最後まで魅せられました。
「弱いヒーロー」で「恋愛革命」のパク・ジフンとの共演も決まっているし、今後目にする機会がますます増えそう。

スンワン役のイ・ジュミョンは、今後の活躍を切に願う、声、雰囲気ともに好きなタイプの女優さん。

晩年までドヒの母を演じたソ・ジェヒ、訛りと暴言が絶妙だったヤンコーチことキム・ヘウン
イジンを目の敵にする先輩PDユン・ジュマンは相変わらずの悪役ぶりだし、ヒドの彼として登場したチュ・テジュン、注目株のイジン弟役チェ・ミニョンが、成長してカン・フンになるのも楽し。

メイン5人のキャラ立ちの素晴らしさと、それを支える絶妙なベテランたち。
次回作も気になる名優、スタッフが揃った秀作でした。

CAST

Posted by fan